今回の八重山行きを決めたのは、Uさんの10月に西表島でシロモンクロシジミを撮ったという情報があったからです。センダングサ類につくコナフキカイガラムシを食べるという変わった蝶ですが、2002年に見つかってから西表島の何処かで継続発生しているらしい。見られるかどうか判りませんが、西表島を2日間、石垣島を1日探索することにしました。
まず、最初に西表へ渡り日本最小の蝶、タイワンヒメシジミを見に行きました。最近行った人たちの話を聞くと、撮れてないようですので、いなくなってしまったのかなと思ったからです。
タイワンコマツナギ(西表島) posted by (C)ドクターT
まず南風見田のキビ畑へ行くと、畔や石垣の上にタイワンコマツナギは健在でした。
タイワンヒメシジミ(西表島) (3) posted by (C)ドクターT
タイワンヒメシジミ(西表島) (1) posted by (C)ドクターT
探す間も無く、すぐにタイワンヒメシジミはたくさん飛んでいました。
ヒメシルビアシジミ(西表島) posted by (C)ドクターT
少し青っぽい蝶がいましたので、撮ってみるとヒメシルビアシジミでした。この手の蝶はヤマトシジミ南西諸島亜種、ホリイコシジミ、ヒメシルビアシジミと今年はハマヤマトシジミも発生しているようですので、撮ってよく裏の模様を見ないと判別出来ません。
コメツブウマゴヤシとタイワンコマツナギ posted by (C)ドクターT
よく見ると、タイワンコマツナギに混じって、食草のコメツブウマゴヤシも生えていました。
11月30日昼(猪狩家) posted by (C)ドクターT
取りあえず、タイワンヒメシジミは健在でほっとしましたが、昼に入った湯布島の前にある猪狩家で石垣牛焼肉定食¥1500円を食べて、・・・。
リュウキュウイノシシ(西表島) (1) posted by (C)ドクターT
庭の前の柵で囲ったところに琉球猪を飼っているので見て行って下さいと言うので、見に行ったら、足元にはタイワンコマツナギがたくさん生えていて、ここでもタイワンヒメシジミが嫌と言うほど飛んでいました。
何故皆さんこんなにたくさんいるタイワンヒメシジミが撮れないのだろうと不思議でしたが、蝶として認識するには小さすぎるからかなと思います。
昨日の味処❝岩❞の情報では今年は石垣島でも発生しているようです。