西表島で初めてリュウキュウウラボシシジミに出会ったのは最初に西表島に来た時だからもう5年ほど前のことでした。その時は5月の連休の時に、アサヒナキマダラセセリをめがけて古見岳へ登る途中の登山道でした。その後何度か足を運びましたが見ることは出来ませんでした。
今回は仲間川林道と白浜林道の両方で見ることが出来ました。
リュウキュウウラボシシジミ(白浜林道) posted by (C)ドクターT
リュウキュウウラボシシジミ(仲間川林道) posted by (C)ドクターT
リュウキュウウラボシシジミ(仲間川林道) posted by (C)ドクターT
リュウキュウウラボシシジミ(仲間川林道) posted by (C)ドクターT
裏の星の形が微妙に個体によって違っていて、それで個体識別が出来ます。最後の個体は裏星がハート形をしています。対馬でも(ツシマウラボシシジミ)ですが、そのような裏星に会ったことがありますが、2度目の再会でした。
タイワンクロボシシジミ(仲間川林道) posted by (C)ドクターT
よく似た蝶にタイワンクロボシシジミがいますが、タイワンクロボシシジミが林縁の少し明るい場所にいるのに対して、リュウキュウウラボシシジミは薄暗い林道(ジャングルの中)を好みます。大きさも若干ですが、リュウキュウウラボシシジミの方が大きく、白黒のコントラストがはっきりしていて、飛ぶ高さはリュウキュウウラボシシジミの方が低く、停まる位置も高い葉の上ではなく、地面近くの草の上です。馴れて来ると飛んでいるのを見ても区別出来るようです。
西表島地図 posted by (C)ドクターT
仲間川林道(大富遊歩道)と白浜林道は西表島横断道路として計画されましたが、イリオモテヤマネコの生息地にかかると言うことで計画が白紙撤回された道で、いずれも途中にゲートがあって、車で奥まで入ることは出来ません。