昨日は姉が入院している愛知医大病院へ午後お見舞いに行きました。まだ数か月前に出来たばかりの新病棟で、中は広々としていました。
せっかく近くまで来ましたので、そこから4kmほどのところにあるツマグロキチョウの越冬場所へ行きました。
このところ寒い日が続きます。気温11℃、蝶が活動する気温ではありません。越冬場所の笹やススキを叩いていると1頭飛び出しました。何とヒメウラナミジャノメでした。普通は見られない時期だと思うのですが、やはりこの場所は暖かいのですね
ヒメウラナミジャノメ(尾張旭市) posted by (C)ドクターT
その後、ウラナミシジミの生き残りが2頭ほど力なく飛びましたが、目的のツマグロキチョウはなかなか飛びません。恐らく叩いてもポトリと落ちるのだと思います。
でも奥の枯れ薄に停まっている1頭をようやく発見しました
ツマグロキチョウ(尾張旭市) (4) posted by (C)ドクターT
うっすらと褐色の線が見えますので、間違いありません。
ツマグロキチョウ(尾張旭市) (1) posted by (C)ドクターT
指を差し出すと簡単に移ってくれました。
ツマグロキチョウ(尾張旭市) (2) posted by (C)ドクターT
表側もちらりと見せてくれました。これ以上は駄目よ、ダメ、ダメ~と言っているようでした。
今回薄い黒と白のアクリル板を張り合わせて、背景用の撮影板を作って持参しました。それを女房に持ってもらって撮影しています。ゴチャゴチャした背景がすっきりして標本の写真のように撮ることが出来ます。白い面は補助光の反射板としても使える便利なものです。