OLYMPUS TG-3 (2) posted by (C)ドクターT
この前蝶超天国さんが新しいカメラを紹介していました。深度合成画像が作れるカメラです。早速、買って試してみました。
ジャコウアゲハ蛹(蒲郡) posted by (C)ドクターT
ジャコウアゲハ蛹(蒲郡) (深度合成) posted by (C)ドクターT
深度合成は顕微鏡の深度合成モードで撮ると、カメラが自動的にピントを少しずつずらした写真を数枚撮って合成画像を作ってくれて、その合成画像と最初の1枚を残してくれます。上の写真が最初の1枚、下の写真が深度合成画像です。
ミドリシジミ卵(蒲郡) (2) posted by (C)ドクターT
ミドリシジミ卵(蒲郡) (2)(深度合成) posted by (C)ドクターT
ミドリシジミの卵も撮ってみました。
ヨコヅナサシガメ越冬集団(蒲郡市) posted by (C)ドクターT
ヨコヅナサシガメ越冬集団(蒲郡市) (深度合成) posted by (C)ドクターT
ヨコヅナサシガメ(注)の越冬集団がいましたので、これも撮ってみました。
NIKON D4ゴマダラチョウ幼虫 posted by (C)ドクターT
OLYMPUS TG-3深度合成 posted by (C)ドクターT
ゴマダラチョウの幼虫はD4+マクロ100mmとTG-3の深度合成で比較してみました。
今まで深度合成画像はカメラで少しづつピントをずらした写真を撮ってからパソコンで深度合成ソフトを使って作っていましたが、これは便利なカメラです。手持ちでこれくらいに撮れれば文句ないですね。
ドクターTは新しい武器を手に入れた。ドクターTの攻撃力はアップした。
(注)ヨコヅナサシガメ:
中国から東南アジアにかけて分布し、日本には昭和初期にそれらの国からの貨物に紛れて九州に入ってきたと考えられている。その後次第に生息域を拡大し、1990年代になって関東地方でも見かけられるようになった。
体長16-24mmで、日本に生息するサシガメの仲間では最も大型の種類である。体色は光沢のある黒色で、頭部が細長く、腹部の縁は黒地に白い横線が入り、翅の外側に張り出して反り返っている。体の黒色部は羽化直後の外骨格が硬化する前の段階では鮮やかな赤色をしている。
サクラなどの大木の樹幹に集団で生息する。幼虫・成虫とも幹を歩き回ってケムシなど他の昆虫を捕え、細長い口吻を突き刺して体液を吸う。不用意に触れるとこの口吻で刺されることがあり、刺されると激痛を伴うので注意が必要である。
成虫は6月ごろ産卵し、8月ごろ孵化する。冬は幼虫で越冬し、木の幹の窪みに群がってじっとしている。翌年の春に羽化して成虫となる。