モンキチョウ完成図 posted by (C)ドクターT
モンキチョウはあまりにも普通にいる蝶で、秋遅くまで、春は早くから見られますので、成虫で越冬すると考えられていた時もあるようですが、実は幼虫越冬です。食草は種々のマメ科の雑草で、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、カラスノエンドウ、ミヤコグサ、ヤハズソウなどです。
蒲郡での食草は主にシロツメクサ、カラスノエンドウ、ヤハズソウで、川の土手や畑の土手や休耕作地などに普通に生えています。シロツメクサは全国的に普通ですが、実は明治時代に入ってきた帰化植物で、モンキチョウの繁殖に一役買ったものと思われます。ムラサキツメクサも同様の帰化植物ですが、蒲郡ではあまり見ません。ミヤコグサはシルビアシジミの食草として有名ですが、これも蒲郡ではほとんど見られません。
交尾や産卵の瞬間も時々眼にしますので卵の写真はありましたが、真剣に幼虫や蛹を探したことがありませんので、幼虫・蛹の写真はありませんでした。今年の宿題としましょう。