蒲郡のイボタノキが何処にあるかを地図に書き入れて見ました。さがらの森、五井山、遠望峰、三ヶ根山など蒲郡を取り囲む三河の山々とその山麓を走る山道のあちらこちらで見ることが出来ます。特に山道の山側の土手でススキや笹の生えている中に混じって生えていることが多いです。車から見ると山側が目立つのですが、谷側も探せばあると思います。
ウラゴマダラシジミ分布 posted by (C)ドクターT
イボタノキ(蒲郡市形原町) (2) posted by (C)ドクターT
イボタノキの見分け方は半落葉ですので、卵円形の小さな葉が少し残っているのが特徴で、同じような場所にあるムラサキシキブは葉がすべて落ちているので区別出来ます。また枝のところどころに棘があり、ネズミモチ(同じモクセイ科)と同じような実がついていることがあります。高さは1mくらいの小さなものから5mくらいまでで、3mくらいの高さのものが多く、根元から株別れしていることが多いです。
ウラゴマダラシジミの卵(蒲郡市柏原町) posted by (C)ドクターT
昨日も車で走っていて、蒲郡でウラゴマダラシジミの卵を見つけました。先日の場所とは500mほど離れています。中くらいの太さの枝の分岐部で見つかることが多く、1本の木で何カ所も見つかることはまずありません。恐らく子孫を効率よく残すために一度産卵した木は避けているのではないかと思います。
ウラゴマダラシジミ(幡豆町)-002 posted by (C)ドクターT
蒲郡市内ではまだ成虫を見ていませんが、これは昨年6月16日に蒲郡から近い三ヶ根山の麓で見つけたウラゴマダラシジミです。少し時期が遅かったので、大分擦れていました。