カラスアゲハ交尾（常滑市） (2) posted by (C)ドクターＴ
カラスアゲハ交尾（常滑市） posted by (C)ドクターＴ
この2枚の写真は2008年8月10日に常滑市で大谷湿地を探して藪漕ぎをしている時にたまたま撮った写真で、カラスアゲハの交尾の写真として、「蒲郡の蝶」21ページに載せた写真ですが、最近、本を買って読んでくれたつくば市で蝶の行動を研究してみえる方から、この写真はカラスアゲハ♀とミヤマカラスアゲハ♂の自然交雑の決定的な証拠となる写真ではないかとのご指摘をいただきました。残念ながらこの時に撮った写真はこの2枚だけであり、私はその時に確かに前翅裏の白帯の幅が上の♀と下の♂とで少し違うなとは思いましたが、下の♂も多少前方に向かって末広がりになっていること、夏型は消失するものもあるとは言いますが、後翅裏の黄色帯がないことからカラスアゲハの個体変異ではないかと思ったのですが、いかがでしょうか
ミヤマカラスアゲハは古い分布図では愛知県が入っていないのですが、実際には蒲郡でもはっきりミヤマカラスアゲハだと言う写真は撮っていますし、知多半島でも記録はあります。しかしカラスアゲハの方が圧倒的に多いので、少ないミヤマカラスアゲハがペアを求めてカラスアゲハと自然交雑を起こす可能性は高いのかも知れませんが、・・・。
この2枚の写真は2008年8月10日に常滑市で大谷湿地を探して藪漕ぎをしている時にたまたま撮った写真で、カラスアゲハの交尾の写真として、「蒲郡の蝶」21ページに載せた写真ですが、最近、本を買って読んでくれたつくば市で蝶の行動を研究してみえる方から、この写真はカラスアゲハ♀とミヤマカラスアゲハ♂の自然交雑の決定的な証拠となる写真ではないかとのご指摘をいただきました。残念ながらこの時に撮った写真はこの2枚だけであり、私はその時に確かに前翅裏の白帯の幅が上の♀と下の♂とで少し違うなとは思いましたが、下の♂も多少前方に向かって末広がりになっていること、夏型は消失するものもあるとは言いますが、後翅裏の黄色帯がないことからカラスアゲハの個体変異ではないかと思ったのですが、いかがでしょうか
ミヤマカラスアゲハは古い分布図では愛知県が入っていないのですが、実際には蒲郡でもはっきりミヤマカラスアゲハだと言う写真は撮っていますし、知多半島でも記録はあります。しかしカラスアゲハの方が圧倒的に多いので、少ないミヤマカラスアゲハがペアを求めてカラスアゲハと自然交雑を起こす可能性は高いのかも知れませんが、・・・。
賀田 和夫@
