旅行中、昆虫館や博物館などを見つけるとなるべく見て来るようにしています。今回の北海道旅行の間に2カ所寄って来ましたので紹介します。
東大雪自然館 (2) posted by (C)ドクターT
最初は糠平温泉にある東大雪自然館です。こういうところでは写真撮影OKのところと撮影禁止のところがありますので、入る時に撮影出来るかどうかを訊くことにしています。ここはフラッシュを使わなければ撮影OKですとのことでした。今のデジカメはISOが上げられますので室内でもフラッシュなしで問題なく撮影出来ます。ここは入場無料と言うのも嬉しい点です。
東大雪自然館 (1) posted by (C)ドクターT
北海道の高山蝶についての解説がありました。
東大雪自然館 (3) posted by (C)ドクターT
違法採集されて見つかり没収されたダイセツタカネヒカゲの標本もありました。
東大雪自然館 (5) posted by (C)ドクターT
今回撮影したかったカフラフトヒョウモンの標本(2段目右中)もありました。
ホソバヒョウモン(音更林道) (3) posted by (C)ドクターT
よく似たホソバヒョウモン(ヒメカラフトヒョウモン)の写真は音更林道で撮ることが出来ました。(ヒグマに遭遇した辺りです)
丸瀬布昆虫館 (4) posted by (C)ドクターT
次に行ったのは丸瀬布昆虫館です。ここは入場料を¥400円取られますが、フラッシュを含めて写真撮影OKです。丸瀬布駅から8kmほど入った山の中ですが、近くにふたつほどリンゴシジミのポイントがあるので行った場所です。山奥には不釣り合いな立派な昆虫館でした。
丸瀬布昆虫館 (2) posted by (C)ドクターT
食草ハウスや飼育舎もあり、自然状態での観察出来る部屋もありましたが、そこで飼育されているのは北海道には不似合いなオオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハでした。地元の子供たちに見せるにしても観光に来た人たちに見せるにしてもあまりよい選定だとは思えません。
丸瀬布昆虫館 (5) posted by (C)ドクターT
この昆虫館のよい点も挙げておきましょう。地元で見られる蝶のほとんどの標本が揃っていたことです。
丸瀬布昆虫館 (8) posted by (C)ドクターT
もちろん撮りたかったリンゴシジミの標本もありました。(中央)今回もこの辺りに来た時は雨で、食樹(スモモ)の確認だけになりました。もう一度出なおします。