北海道の3日目は雨になりました。雨の方がよいというカラフトセセリを見に行くことにしました。この蝶はもともとは北欧の蝶で、北アメリカに拡がり、そこから日本に入って来たと言われる外来種です。1999年に滝上町で最初に発見されて、周辺に拡がっているようです。
カラフトセセリ♂(滝上町) posted by (C)ドクターT
カラフトセセリ♀(滝上町) (2) posted by (C)ドクターT
この蝶は小雨や雨上がりなどに草に停まってじっとしている蝶で、むしろこんな天気の方が観察にはよい蝶です。果たして、滝上町のポイントではあちらこちらに停まっていました。3m四方の場所に7~8頭はいたでしょうか。
カラフトセセリ♂(滝上町) (1) posted by (C)ドクターT
翅を開くと表側にスジのような性標があるのが♂です。
カラフトセセリ♂(Hamburg) posted by (C)ドクターT
この蝶は原産国である北欧(ドイツ・ハンブルグ)へライオンズの国際大会に行った時に撮影していましたが、日本での撮影は初めてでした。
その後向遠軽のポイントへ移動したらそこにもたくさん停まっていました。