この付近で成虫越冬をする蝶は数種類ありますが、代表的なのはキタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキツバメです。ムラサキツバメは越冬集団を造ります。午後少し日が傾きかけてからムラサキツバメの越冬集団が見られる辺りを探索して見ました。
キタキチョウ秋型(知多市新知) posted by (C)ドクターT
キタキチョウ秋型はたくさん飛んでいました。
ウラギンシジミ♀(知多市新知) (2) posted by (C)ドクターT
ムラサキツバメを探してその付近を竿で叩いていると時々飛び出すのはウラギンシジミです。来春まで木の葉の裏に停まって越冬します。だんだん裏面にもシミのような斑点が出てきますが、まだ綺麗な銀色をしています。
ウラギンシジミ♀(知多市新知) (3) posted by (C)ドクターT
ウラギンシジミ♀(知多市新知) (1) posted by (C)ドクターT
10月の初めごろはほとんど見るのが♂ばかりでしたが、今では♂、♀同じ数くらいになって来ました。時々日当たりのよいところで、開翅しますが、表面も新鮮で綺麗です。
ムラサキツバメ(知多市新知) posted by (C)ドクターT
ムラサキツバメは1か所で数頭飛び出す集団がありましたが、まだ大きな集団はないようです。午前中の日が高いうちに来ないと飛んでいるのはなかなか見られないようです。これからだんだん集まって大きな集団形成が見られるようになるのでしょう。