クロウメモドキはミヤマカラスシジミとベニモンカラスシジミの食草です。ミヤマカラスシジミはクロウメモドキ科のクロツバラでもOKですが、ベニモンカラスシジミはクロツバラは食べません。クロウメモドキにもいくつか亜種があるようで、コバノクロウメモドキ、キビノクロウメモドキでもOKです。
自生しているクロウメモドキはなかなかありません。奈良県、岐阜県、長野県開田高原、青森県弘前市で見つけましたがそんなにあるものではありません。奈良県で唯一見つけた(キビノ)クロウメモドキにベニモンカラスシジミの卵が着いていて、挿し木をしたら、しばらく芽が育ちましたので、それで最初のうち飼育することが出来ました。でも根付きはしなかったので、急いで楽天ショップで探して、1本だけ見つけたクロウメモドキを購入しました。確か¥1500円くらいだったと思います。
これがその時に買った苗木で、ベニモンを育てるのに使い、丸坊主になってしまいました。また一度は回復しましたが、その後ミヤマカラスシジミの飼育にも使ったためにまた丸坊主にされて枯れてしまいました。 その後、何度もネットショッピングで探しましたが売りに出ません。
夏頃、ネットオークションで1本だけ売りに出て、¥900円で購入しました。でも2年苗で頼りなげです。
最近ネットオークションでクロウメモドキの種が出ているのを見つけました。早速80粒、¥500円で購入。これは売り切れにならずにまだ出ています。 うまくこれを全部発芽させて育てることが出来ると、2年苗にして¥900円で売れれば、 ¥900×80-¥500=¥71500円の儲けになると取らぬ狸の皮算用をしているドクターTです。
これは家で飼育したベニモンカラスシジミです。