蒲郡では、3本の大きな川(西田川、落合川、拾石川)の土手にウマノスズクサの生えている場所があります。そこでは年3回ほどジャコウアゲハが発生しますが、越冬は蛹でします。播州皿屋敷の怪談にも出てきてお菊虫と呼ばれています。食草のウマノスズクサは冬地上部が枯れてしまい、また川の土手は秋に草刈りが行われますので、越冬蛹は安全な場所に移動して作られます。
ジャコウアゲハの蛹 (拾石町) posted by (C)ドクターT
ガードレールや橋脚、家の軒などに作られることが多いです。
ジャコウアゲハの蛹(拾石町) posted by (C)ドクターT
ジャコウアゲハの蛹(拾石町) posted by (C)ドクターT
近くの立ち木に付いていることもありますが、
ジャコウアゲハの蛹(拾石町) posted by (C)ドクターT
圧倒的に人工物の方が多いです。4月中旬からはここでもジャコウアゲハがたくさん飛ぶでしょう。