今回の屋久島行きの最大の目的はワンツ(タイワンツバメシジミ)の採集でした。ワンツは長崎県平戸島、宮崎県などで撮影はしていますが、まだ採集はしていません。平戸島では採集禁止、宮崎県では採集禁止ではないのですが、保護地区で採集するのは気が引けます。そこで採集場所として屋久島を選んだと言う訳でした。
シバハギの生える草地 (3) posted by (C)ドクターT
屋久島の南側1/3くらいの周遊道路周辺を車で2日間探しました。ワンツの生息には食草のシバハギと幼虫の越冬場所としてのススキが生えているような草原が必要です。そのような休耕田(多くはウコン畑だったところ)がたくさんありましたが、ワンツは飛んでいません。確認のためにそれらしい蝶はネットインして見ますが、ヤマトシジミ、アマミウラナミシジミ、クロマダラソテツシジミばかりでした。そう言えば平戸島でワンツを見た時のようにシバハギの花がついていません。屋久島では花の時期が違うのでしょうか
シバハギ(平戸島) posted by (C)ドクターT
これが平戸島で見たシバハギの花です。 (9月1日)
タイワンツバメシジミペア(平戸島) posted by (C)ドクターT
その時期の平戸島ではワンツはたくさん発生していました。
またよく時期を調べて出直しましょう。