トライアスロンは最強の生涯スポーツ
酒飲みの体力自慢から始まったトライアスロンは、完走すればアイアンマンと呼ばれ人々から崇められる体力の限界に挑む過酷な耐久競技と言う認識が一般的でしたが、果たしてそうでしょうか?2016年日本人、稲田弘氏(83歳)がハワイのアイアンマンを最高齢で完走しました。私は琵琶湖。宮古島を10年連続完走し、宮古島には65歳まで出場を続けましたが、2008年(58歳)を最後に完走出来なくなりました。しかし、その後も51.5kmのトライアスロンには毎年出ていますが、関門にかかることなく余裕で完走しています。人間は加齢とともに活動能力が低下しますが、それは神経細胞、筋肉、骨量の3つが減少するトリプルペニアが原因と考えられます。これらは絶えず負荷をかけることで、その進行を遅らせることが出来ます。スイム、バイク、ランの3種目はそれぞれ使う部位が違いますので、トライアスロンによってバランスよく負荷をかけることが出来ます。そのことはトライアスリートの体を見れば、他のスポーツ競技者と比べて最も均整のとれた体をしていることで判ります。そして重要なのは3種目とも有酸素運動(エアロビクス)であると言う点です。有酸素運動は特定の部位に過度の負担をかけることなく、活動のための基礎的な心肺機能を維持出来、認知症にもなりにくいと言われています。大会出場を目標に頑張ることは長生きのために一番重要な気力を与えてくれます。日本人の平均寿命は年々伸びて、男女とも80歳を超えました。今世紀末には女性は100歳近くまで届きそうです。しかし健康寿命はと言うと、そうは行かず、男性で平均9年、女性で12年と言う介護を必要とする期間があります。私の父は出血性脳梗塞で90歳で他界、それまで元気でしたが、5日間ほど入院しました。私の母は3年ほど施設に入所しましたが、95歳で他界しました。比較的長生きの家系であると言えますが、目標は100歳までトライアスロンに出て、ピンピンコロリと逝くことです。
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最終更新日
2018年04月07日 05時00分20秒
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