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カテゴリ:ご報告。
昨年(2010年)春から、実家のベランダにスズメが多く現れています。
母親がご飯の残りをおいて餌付けしたもんでして… それはそれでいい。一部情報で残飯はスズメにとって有害だという説もありましたが、サルモネラ菌関係の話でそんなに問題もないそうだし… 気にしないでおきました(実際に問題が出た様子はなかった) 私なんかにスズメの個体差なんかわかるわけがありませんが、実は一羽だけわかる個体がいたんですよ。 通称「片足スズメ」。左足が欠損していたんですよね。それだけではなくそのスズメにだけじゃ「度胸がある」があったんですよ。 ↓こいつね(3倍ズームでギリギリ近寄ったからボケボケ…(__;) 新しいデジカメ買うかな) (こ、これは… ピンボケ以前に焦点距離があってないな… 今更気が付いたけど…) これは、普通のスズメと違いぴょんぴょんと歩いて逃げることがめんどくさいのか開き直っているのかわかりませんが、とりあえず逃げない。 おまけに、朝一番にベランダを見ると物干し竿に止まってこちらを見ている… 餌をねだっているんですよね… 良い根性だ。 その片足スズメもつがいになり、いろいろ子育てもしていたようです(ホウキの枝を取っていってた) 冬になり、スズメの子供達は巣立っていきました。 巣立つ前に自分で餌を取れるようになっているというのに、うちのベランダで餌をねだるところがなんともかんとも… そういう習性なのです…(__;) ちなみに、スズメの見分け方はくちばしが黄色いのが若鳥です。 もう一つの見分け方は、くちばしの下が黒くなっているのは年長のスズメです。 このころになると、キモの座った片足スズメは群れのボス的なポジションとなり、10羽以上のスズメを従え(まあ、逃げないもんね斥候ですね)ますます餌をねだるかのように、物干し竿に座り部屋の中をのぞき込んでおりました。冬は餌がないもんねえ。 せっかくなので、私は文鳥用の餌なんぞを購入し与えてみましたが、これが食べない… 一計を案じてご飯粒に文鳥の餌をまぶして与えると味を覚えたのか、ご飯粒には目もくれず文鳥の餌ばかり食べるようになりまして…(__;) 現金なヤツだ。 この頃にはヒヨドリのつがいもやってきてスズメを威嚇し、餌を横取りすることもありました。仲良く食べてれば、私が追い払うこともないのに… そういう生活もサクラの花が咲く頃に一変しました。 新しいスズメが、おそらく南の方から渡ってきたのです(スズメは基本的に渡りをします) これが、うるさい連中でして… 片足スズメを含む古参連中を蹴散らして縄張りを乗っ取ったんですよ。これも自然の摂理か… 片足スズメは、縄張りを追われこれまた北の方に渡っていったと思われます。 そうそう、邪魔だと思っていたヒヨドリもこの頃からいなくなりました。 多分、こちらは山に帰ったんだろうなあ。 そういうこで、馴染みのスズメたちがいなくなった4月中旬、新しいスズメたちは餌をほとんど食べませんでした。 多分、虫とかサクラの花とか食べるものが多かったんだろうなあ。 ピーチクパーチク… ではなくギャッギャッギャッと騒がしく縄張り争いをしうるさいったらありゃしない。 そのくせ、ご飯粒・パンの切れ端しか食べない。 文鳥用の餌は食べない。 これは味を覚えてない証拠。つまり今までのスズメとはまったく違う場所から割ったって来た証拠だと思われます。 ふむ… さてと、これからはまたご飯粒に文鳥の餌をまぶして与えてみるか… なんとか、タンパク質を多く含む緑色の餌は食べるようになりましたが、カルシウム入りの餌は(そろそろ卵を産む時期だ)、まだ食べようとしない。 少し、文鳥用の餌をご飯粒にまぶして調教してみるかな… (スズメの調教ってのもおかしな話だけど…) 夏になれば、黄色いくちばしのヒナが飛んでくるようになるでしょう。 それまでは、うちのベランダに慣れてもらえるようになると思います。 ………私はいったいナニに凝り始めているのだ? まあ、動物が懐いてくれるのはうれしいもんだし、こういう小さいことでも幸せなもんなんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/05/12 11:43:24 PM
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