|
カテゴリ: 独り言
読んだ本から、気になった文章を引用?抜粋?して紹介しています。 『 キャッチコピーの表現別グラフィックス 』 ( パイ・インターナショナル、2010年 ) から、気になった文章を、 1、納得、共感 2、考えさせられる 3、おもしろ の3つのテーマに分けて紹介します。 今回は、2の「考えさせられる」文章を抜粋しています。 ほかの子じゃなくて、 昨日のボクと比べてよ、 お母さん。 いじめられる方も 悪いんだよ。 その一言が、 いじめより辛かった。 傷つけるのは一瞬でも、 傷つくのは一生。 ( P.130-131 愛知県 官公庁 CW:森俊博 ) 教育といじめについて。 とくに、一番上の文章にハっとさせられた。 そのとおりだと思う。 かわいそうな人のニュースをみた。 思わず泣いた。 チャンネルを変えたら芸人がいた。 思わず笑った。 テレビを消したらぜんぶ忘れた。 ( P.100-101 渋谷敦志 写真展 ) グサっと心に突き刺さった文章。 似たようなことを考えて、悩んだことがある。 「今こんなに悲しんでいても、すぐに忘れるんだろうな」と。 そう思うと、胸が苦しくなった。 忘れることが怖い。 苦しんでいる人、傷ついた人がいることを忘れたくない、と思う。 (ただ、なぜそう思うのか、考えたけどよくわからない。) だから、ときどき、過酷な現実を取材したドキュメンタリーや、 震災の映像などを録画したり、 ニュースの記事などを自分の感情も添えて、ノートに記録している。 ノートなどに記録しておければ、頭の中から忘れても、見返せば思い出せる。 胸が苦しくなったり、やるせなくなったときは、そうやって抑えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.29 00:06:37
|