次々とドラマが終わってゆきますね。
一度もかかさず観たDr.コトーも先週終わってしまい、
今夜はさみしい木曜の10時でした。
医者ってなんなんでしょう?
そう問い続けながら、コトー先生は今日も自転車を漕いでいるんでしょうね。
最終話のテーマ「医師の宿命」 詳しくは→こちら
医者が人である限り、オペに絶対はない
そう言って、
家族のように大切な人を手術することを反対するのは、
最終話のキーマン、鳴海先生。優秀な外科医です
人を切るのがお上手なんです。
なんと!前世は新選組総長の山南敬助さんだったんですねどうりで・・・
鳴海先生が大切な人を手術することを反対するのは・・・
な~んでか
それはね、
心臓発作で倒れた奥さんを自ら執刀し、
結果、言葉を発することもコミュニケーションをとることもできない
寝たきり状態にしてしまった過去があるからでした。
「くだらない質問だが答えてくれないか?
りょうこ(妻)は生きている?
死んでいる? どっちだ?」
奥さんを目の前に、鳴海先生はそう聞きました。
コトー先生は大切な存在の彩佳さんの手術が無事成功し、
鳴海先生にお礼を言うとともに、こう言いました。
「人として答えるならば、
あなたが生きていると思っている限り
奥さんは生きています。
医者として答えるならば、
あなたが治療を続ける限り
やはり奥さんは生きている
僕はそう思います。
そして、いつか奇跡は起こるかもしれない。
そこにも絶対はないと思います」
コトー先生、やっぱりいい人だぁぁぁ
治療に絶対はない、ですよね。
脳梗塞で倒れた祖父は3年もたないといわれ、
18年が過ぎた今も元気に暮らしています
絶対はないと信じ、母もリウマチと闘っています。
日々、支えてくれるお医者さんや看護士さんに感謝しながら・・・
私が今回一番よかったなぁと思うのは、
桜井幸子さんの余命を告げられた第7話です。
末期癌で残りの命が短いと知った時、
病院で生まれた赤ちゃんを抱いて
「これが命の重さなのね」 と言いました。
その言葉に号泣! 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。エーン!!
私が幼稚園の頃、母は脳腫瘍で大きな手術をしたのですが、
母もその時のことを思い出し、一緒に涙。
当時の私は、幼心に病気の母を心配して
七夕の短冊に「宝物はおかあさん」と書いたんですって
それを見て母は胸がしめつけられたそうです。
初めて聞いたんですが、我ながらいい子ですね(笑)
しんみりしている母と私の横で、
病院のベッドで横たわる桜井幸子さんを指さし、
仲間に入ろうと父がやってきました。
が!
あなたが言っているのは大塚寧々さんですよ!
Dr.コトー診療所2007が始まることを期待して、私も毎日自転車を漕ぎます。