誰にも内緒でお出かけなのよ~♪
我が家は、
昨日の 「 はじめてのおつかいシリーズ 」 が大好きです。
タイトルどおり、
小さな子供達がはじめてのおつかいに挑戦する
笑いと涙のショートストーリーです。
子供ってどうしてあんなに素直で、かわいいんでしょうね。
パンくんとジェームズのおつかいも面白いですけどね
この「はじめてのおつかい」をみる度に思い出すのが、イチョウの木。
私のはじめてのおつかい です。
それは、脳梗塞で倒れた祖父に会いに、
5つ年上の姉と電車で2駅のところにある病院まで行く
という使命でした。
小学生に入る前のことでした。
私はただただ大好きな姉について行きました。
駅を降りてから病院までは、
大人が歩いても20分かかる道のりですから
歩いても歩いても着きません。
ちょっとすねたり、半泣きになったりもしましたが、
姉に手をひかれ、励まされ歩きました。テクテク
どれくらい歩いたのか分かりませんが、
イチョウの木の下に通りがかった時、
銀杏の実がつぶれた、なんともいえない臭さに疲れが倍増。
「もうすぐ、もうすぐ」という姉の言葉に
もう騙されない!と我慢できなくなり、ワンワン泣きました。
「くさいし、つかれたしもうイヤだぁぁ」
本当にもうすぐそこだったのに、
何も分からない私はもう頑張れなかったのです。
(´Д`) ションボリ・・・ゴメンネお姉ちゃん。
困った姉は、「おんぶしてあげる」 と言って背中を向けました。
(ノω・、) ウゥ・・・ホント?
その言葉で、コロッと気分がよくなって、
お姉ちゃんの背中に思い切りジャンプしました。
「イチョウのき、くさいくさい」
そう言って、姉の背中に鼻をぴったりくっつけて、くささをガード。
「こらーやめろー」姉が言います。
嬉しくてキャッキャしました。
たぶん小学生の姉には、
子供をおんぶするのは大変だったんだと思います。
何度も私はずれ落ちました。
だから100Mもしないうちに、
私は再び歩く決心をしました。オイラガンバルヨ!
おんぶがあまり心地よくなかったのか、
申し訳なく思ったのか、歩こうと思った理由は分かりません。
とにかく、元気をとりもどし、
姉と二人で、「銀杏バクダンだぁ~」と鼻をつまみながら、
イチョウ道を走って駆けぬけました。
ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ (ノ^∇^)ノ キャ~
そして無事祖父のところへ行ったそうなのですが、
実は、その後は覚えていないんです。
覚えているのは、姉と通ったイチョウの思い出。
大好きな姉との大切な思い出です
こんな素敵な思い出の裏に、
姉が駅から病院へのバス代をケチったという仮説が浮上。 (ーー )ナヌ?
本人は全否定しておりますが、
あの時、母が渡した1000円の行方はどこへやら...
そんな彼女の子供のはじめてのおつかいはいつになるのでしょうか。
初めてもらったお年玉を手に・・・
なんやこれ?
早くママのお手伝いをしてあげてね☆
泣かないでよBABY~♪