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テーマ:思うこと(3070)
カテゴリ:乗り物
民間企業や大学などが開発した7基の小型衛星が搭載された日本のロケット「イプシロン」の4号機が、18日午前9時50分、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。最も大きな衛星は打ち上げから51分後に分離され、軌道に投入される予定です。
「イプシロン」4号機は18日午前9時50分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、大きな音を立てて発射台を離れました。 ロケットは1段目や2段目を切り離して上昇を続けたあと、打ち上げからおよそ51分後に高度514キロで、最も大きな衛星を分離し、その後、6基の衛星を順番に軌道に投入する計画です。 「イプシロン」は、活用が広がる小型の人工衛星を低コストで打ち上げることを目標に、JAXA=宇宙航空研究開発機構が開発し、6年前に初号機が打ち上げられた小型ロケットです。 4号機は、全長26メートル、打ち上げにかかる費用はおよそ55億円で、民生品を活用した通信装置やカメラなどが宇宙空間で使えるか実験するための衛星や、ベンチャー企業が企画した人工的に流れ星を作り出す衛星など、合わせて7基の小型衛星が搭載されています。 今回の打ち上げでは、民間の宇宙開発を促進するため、JAXAが打ち上げコストを負担することになっていて、「イプシロン」としては初めて、複数の衛星を同時に打ち上げています。 -NHK NEWS WEB 2019年1月18日 9時52分 より一部抜粋- 日本のロケット打ち上げは、安定していますね (すごい緊張の中の多数のチェックを経ての点火ですからね) (寿命が縮む) ------------------------------------------------------------------------------------------- イプシロン4号機 すべての衛星 軌道投入に成功 NHK NEWS WEB 2019年1月18日 13時07分 民間企業や大学などが開発した7基の小型衛星が搭載された日本のロケット「イプシロン」の4号機が、18日午前9時50分、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。ロケットは搭載したすべての衛星を予定された軌道に投入し、打ち上げは成功しました。 「イプシロン」4号機は18日午前9時50分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、大きな音を立てて発射台を離れました。 1段目や2段目を切り離して上昇を続け、打ち上げからおよそ51分後に高度514キロで、最も大きな衛星を分離しました。 その後、6基の超小型衛星も順番に予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。 「イプシロン」は、活用が広がる小型の人工衛星を低コストで打ち上げることを目標に、JAXA=宇宙航空研究開発機構が開発し、6年前に初号機が打ち上げられました。 4号機は、全長26メートル、打ち上げにかかる費用はおよそ55億円で、民生品を活用した通信装置やカメラなどが宇宙空間で使えるか実験するための衛星や、ベンチャー企業が企画した人工的に流れ星を作り出す衛星など、合わせて7基の小型衛星が搭載されました。 今回の打ち上げでは、民間の宇宙開発を促進するため、JAXAが打ち上げコストを負担することになっていて、「イプシロン」としては初めて、複数の衛星を同時に打ち上げました。 JAXA理事長「大きな成果」 「イプシロン」4号機に搭載されたすべての衛星が、正常に分離されたことを受けて、JAXAの山川宏理事長は「打ち上げと衛星の分離に成功し、大変ほっとしている。先進的な技術を持ちながらも、宇宙空間での実験の場がなかった企業などに、機会を提供できたのは大きな成果だ。一度の打ち上げで、多数の衛星を軌道に載せることができるロケットは効率的で、今後、衛星産業の国際競争力の強化や、民間の宇宙利用の拡大につながることを期待したい」と話しました。 見物に訪れた人たちは 「イプシロン」の発射場からおよそ3キロ離れた鹿児島県肝付町内のロケット見学場には、早朝から観光客など大勢の人たちが集まり、ロケットが打ち上がると大きな歓声や拍手がわき起こっていました。 宮崎県から来た小学3年の男の子は「ロケットは打ち上がったら、すぐにどこかに行ってしまいました。とてもきれいで、朝2時に起きたかいがありました」と話していました。 鹿児島県志布志市から訪れた20代の女性は「ゴゴゴという音が鳴りながら、ロケットがまっすぐ上昇していく様子がすごかったです」と話していました。 静岡県から観光で訪れた80代の男性は「打ち上げのときに放たれた赤い光が最高でした。あっという間に空に上がりましたが、1分くらいはっきりと見続けられました」と話していました。 見学場では、地元の人たちで結成された「内之浦創星会」のメンバーが、夜明け前から集まり、訪れた人たちに食べ物や土産物を販売する出店や地元を紹介するブースなどを設けました。 村岡知行会長は「寒い中、多くの方が来ているので、温かいものを用意しました。打ち上げの時以外でもロケットを生かした町作りで地域経済に貢献したいです」と話していました。 「感動が込み上げてきた」 イプシロン4号機で打ち上げられた流れ星を作り出す衛星「ALE-1」を開発した東京のベンチャー企業の岡島礼奈社長は、「会社のメンバーと一緒に打ち上げを見ている間、何もない状態からいろいろな人に支えられてここまで来たことを実感し、ことばにできない感動が込み上げてきました」と話していました。 衛星は18日から数日かけて正常に作動しているか確認するということで、来年、広島県を中心とする中国・四国地方の上空で流れ星を人工的に出現させる計画だということです。 岡島社長は「これからが本番なので気を引き締めたい。みんなが楽しんで空を見上げるようなものを作りたい」と話していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.31 08:17:29
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