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2019.02.07
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テーマ:思うこと(3070)
カテゴリ:サイン
© 東洋経済オンライン 日本で使用されている「敬語」というものが英語にはないようですが、敬語に代わるコミュニケーションはどのようになされているのでしょうか?(写真:photomai/PIXTA)
 「英語には敬語はない」
 もしかすると皆さん学校でそう習っていませんか?
 私は日本語マニアで、しかもどちらかというと文法マニアということもあって、敬語を習うのはむしろ楽しかったのですが、たいていの外国人にとって日本語の敬語習得はなかなかの苦行です。
 尊敬語、謙譲語、丁寧語……もう頭の回線がショートして煙が出てきそうになります。そこでついつい言ってしまいます。「英語には敬語なんてないんだ!」と。
 確かに「私はあの人を知っている」が相手によって「あの方を存じ上げています」に変化するような用法は英語にはありません。その点で英語に敬語はない、というのは正しいと思います。
敬語はなくとも、態度に国境はない
 しかしだからと言って、例えばあなたが営業マンで取引先の社長に対し初対面で「Hey Bill, what’s up!?」と言ったら、たぶんあなたは翌週には違う担当を言い渡されることでしょう。敬語はありませんが、相手に敬意を示すという考えは、おそらく人類普遍の概念として存在します。「態度に国境はない」ということです。
 よく「言語は人間同士のコミュニケーションの10%でしかない」と言われます。確かに表情や仕草などから、人間は実に多くの情報を読み取ります。言語での表現がつたなくても相手に対する敬意や好意というものはかなりちゃんと伝わるので、まずは心を込めて話しかけることが大事ではないでしょうか。
 同様に、日本語がわからないからといって、相手を前に日本人同士で失礼なことを話したりすると、内容はわからなくてもあまりいい話をしていないことくらいは相手にも伝わっています。これは海外からゲストを招いた際などに注意が必要です。
 とはいえ、態度だけでは意思疎通はできません。まして文化的な背景がわからない言語圏でどう敬意を表すかというのは難しく、時として失敗してしまうこともあるでしょう。例えば英語圏のファーストネームで呼び合うフレンドリーなコミュニケーションに、どうやって敬意の念を込めたらいいのか、これは確かにちょっと難しいです。
 ビジネスの相手であれば、初対面のときには「はじめましてMr. 〇〇」という表現となります。前述の「What’s up?」だと、クラブで出会った大学生同士のようでいかにもマズいです。しかし、最終的にほとんどの場合、上司であろうが取引先であろうが互いにファーストネームで呼び合うのがビジネスの場面でも一般的です。
 ではどのタイミングで相手をファーストネームで呼び始めたらいいのでしょうか。信号が青に変わるように(なぜ信号は緑なのに日本語では青と言うのか……この話はいつかじっくりしましょう)相手の顔が変わるわけでもなく、難しいです。
自分の上司を社外の人に紹介する場合は?
 相手が自分と同じポジションの同僚だったら、もういきなりファーストネームで呼んでいいでしょう。相手が目上の人の場合、まずは「Hello Mr. Jobs」などとミスターを付けて苗字で呼ぶのが普通です。この場合、たいてい相手が「Call me Steve」と言ってくれるものなので、そうなったらあとはファーストネームです。
 逆に相手が取引先などでかなり高いポジションの人であれば、ファーストネームで呼んでいいよと言うまでは、少々堅苦しくても、まだ相手はそれほど親密な関係を望んでいないというサインなのでMr. で呼び続けるべきでしょう。
 ここは組織のカルチャーもありますね。スタートアップなのか、100年続いている法律事務所なのか。結局、「とりあえず周りの空気を読む」ことがやはり東西問わず必要です。「とりあえず」と言ったのには意味がありますが、もう少し相手をどう呼ぶかの話を続けます。
 反対に、自分が上の立場で相手に会う場合、自己紹介の段階で「Call me David」などと言ってあげると、相手とすれば気が楽になるでしょう。
 ちょっと高等なのが、上司はどうやって紹介するか、です。結論としては「Mr.+フルネーム」です。身内なのにミスターを付けるのか?とやや違和感を覚えるかもしれませんが、これが無難だと思います。少なくとも私はそれでずっとやってきています。
 日本人のビジネスマンがこれに違和感を覚えるのには理由があります。自分の会社の人間をお客様の前で呼ぶとき、たとえそれが自分の上司であろうとも社長だろうとも「山田はこう申しております」「社長の田中から説明させます」と呼び捨てにします。「山田さんはこう言っています」ではないですね。
 これはこれで外国人の立場からするとかなりわかりにくい習慣で、場合によっては悲劇を招きます。こんなエピソードを聞いたことがあります。
タクシーの中で突然、社長を呼び捨てた
 まだ不慣れながらも日本語がある程度できる外国人ビジネスマンが、社長(ここでは仮に田中社長とします)と数人で取引先に行ったそうです。その際、同僚が取引先に対し「うちの田中が」と呼び捨てにしているのを聞いて「あれ? 僕の知らないうちに社長のことは田中って呼んでよくなったんだ!」と勘違いし、帰りのタクシーで社長を「田中!」と呼んだら、明らかに車内がおかしな空気になったそうです。
 この話が実話かどうかも定かではありませんが(実話でないことを祈ります)、皆さんの周りに外国人のスタッフがいる場合、こうなる前によく説明してあげてください。訪問先からの帰りのタクシーの空気が重くならないように。
 自己紹介で最高難度と言えるのが、かなりお年を召したイギリス人です。基本的にこうした方は、他人から紹介を受けるまで自分から相手に話しかけないことを紳士のマナーとしているため、誰からも紹介を受けないと、本当に何時間でも部屋の隅に黙ってたたずみ続けます。
 このような場合、この方を連れてきた人に紹介してほしい、と頼む必要があります。紹介を受けるとそれまで無口だと思っていたご老体が、堰(せき)を切ったようにしゃべり始めます。
 相手をどう呼ぶかについてかなり熱く語ってしまいましたが、先に述べたように「相手に敬意を示す」ことができているかどうか、ここは英語でも外してはならないポイントです。例えば「Can I talk a second? Would you please……」などは「敬語」と言ってもよい表現ですね。映画やドラマなどのセリフで目上の人にどういう言葉で話しているか、ちょっと気にしてみると面白いかもしれません。
 なお、「Can I talk a second?」については、母親がいたずらをした子どもに言う場合はニュアンスがだいぶ違います。これは日本語で言うと「ちょっといいかしら……」と、もう怒りを通り越してむしろ丁寧になっているという、非常にまずい状態です。
 こういう話をすると、異なる言語、異なるカルチャーの人に対し「空気を読み、敬意を表す」というのは、いかにも難しいことに思えてきます。これについては、従来は、どのようなバックグラウンドの人でも英語圏(主にアメリカ)の文化を身に付けることが「国際的なビジネス感覚」と言われていたように思います。
 しかし、近年では「ダイバーシティー(多様性)」という言葉が浸透してきました。文化や慣例を単一のものでまとめるには、世界は複雑すぎるという考え方、といってもよいかもしれません。
異なる文化・言語圏出身者がそろっているからこそ
 多様性については、私の勤めているレノボが面白い例になると思います。現在のCEOは中国人で、会議ではしきりと中国の古典を引用し、イタリア人COOはフェラーリやドゥカティのモータースポーツチームを応援し、携帯のモトローラ事業のトップは世界で初めて携帯電話を作ったモトローラの伝統に誇りを持つブラジル人です。
 さらに言うと、アメリカの本社にいる人でもIBMのPC事業出身者はかなりコンサバな考えの持ち主だったり、同じアメリカ人でも西海岸の若い企業から転職してきた人は非常にカジュアルだったりします。それでもやはりグローバル企業である以上は英語をコミュニケーションプラットフォームとして選択します。
 ただし礼節や慣例までも英語式でなければいけないか、というとそうではありません。基本は英語圏の文化とするものの、カルチャーの違いからくるギャップについては寛容でいようという暗黙のルールがあるように思います。
 時折、明らかに英語圏でない人のプレゼンテーションを聞く(聞かざるをえない)ときもあります。英語を越えたプレゼンの内容に価値があれば、ところどころ表現に違和感があったとしても、こういう優秀なる異論を切り捨ててはいけない、というのがレノボの考えです。
 前述の幹部メンバーは誰も英語圏出身ではありません。異文化・多言語の環境に身を置く苦労を経営陣が身をもって知っているからこそ、レノボには寛容な社内カルチャーが醸成されたのではないかと思います。
 今回のポイント。英語に敬語はない、けれどもやっぱり上司やお客さんには失礼のない態度が必要。言葉が通じなくとも、態度は相手に伝わる。ただし多様性の時代、互いに対する寛容さがこれまで以上に重要。これは日本語でも同じですね。
-© 東洋経済オンライン  デビット・ベネット 2019/02/05 07:40 より一部抜粋-

敬語はないが、敬意を払う必要はある(敬意は大事なことだね)
記事
”かなりお年を召したイギリス人です。基本的にこうした方は、他人から紹介を受けるまで自分から相手に話しかけないことを紳士のマナーとしているため、誰からも紹介を受けないと、本当に何時間でも部屋の隅に黙ってたたずみ続けます。”記事
(知らなかった。)





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Last updated  2019.02.07 20:10:05
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