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テーマ:思うこと(3070)
カテゴリ:食品
© FUSOSHA Publishing Inc. 提供 ピスタチオ
今年、ブーム到来か!? ケーキやジェラートなどで見かける、“鮮やかなグリーン色”。「ピスタチオ」って、おいしいですよね。ちょっと高級感もあって、スイーツ以外に“おつまみ”としても愛されていますが、今年に入り、ますます人気上昇の兆しが! 食品メーカー各社から“ピスタチオ味”がどんどん発売されているって、ご存知でしょうか? 他のナッツに比べて、華やかな色・香り・味わいが魅力的であることは確かですが、そもそもこの「ピスタチオ」というナッツが、どういうものなのかを知らない人は少なくないはずです。実は、栄養的にも素晴らしく、料理にも活躍するアイテムでもあるのです! そこで今回は、「ピスタチオの基本知識と栄養価」、そしてお家でカンタンに作れる「絶品ピスタチオのパスタ」の作り方をご紹介したいと思います。 ◆さすがナッツの女王! キレイでおいしくて、美容にも良し! ピスタチオナッツは、カシューナッツと同様、うるし科の落葉樹になる実の部分。日本ナッツ協会によれば、発祥は、古代トルコやペルシャなどの地中海沿岸地方で、その後ヨーロッパに運ばれたそうです。 実が完熟すると外殻が自然と縦に割れ、中の“小葉”と呼ばれる部分が食用とされます。実際に殻をむいてみると、緑の鮮やかさに心を奪われるのですが、この緑色はクロロフィルという色素によるものだそうです。 味としては、コクと旨みがしっかりありながら、品のよい甘さと軽やかな風味が特徴的。産地としては、イラン、アメリカ、トルコのものが多く流通しています。 また、栄養面では美容にも良く、その魅力は以下の3点に集約できます。 ●不飽和脂肪酸が豊富(オレイン酸・リノール酸):47.34g。脂質の89%が不飽和脂肪→美容・ダイエットに ●食物繊維が豊富:9.2g→便秘対策に ●カリウムが豊富:970mg→むくみ対策に ※ピスタチオ(いり・味付け)可食部100gに含まれる各重量 (文部科学省 食品成分データベースより) ちなみに値段としては、殻付きピスタチオ70~80gで300~400円程度。塩付きのものと素のままのものと両方ありますが、健康面を考えると後者がオススメです。 最後に活用法の話に入りましょう。 ◆粉チーズやごまの代わりに使うと感動!「ピスタチオのパスタ」のレシピとは? 「ピスタチオ=スイーツ」のイメージが強いですが、実は料理をとびっきりおいしくするスター食材としても活躍してくれます。まずは、ゴマのようにすって使ってみてください。 (すり鉢・すりこぎは100均でも購入できます!) そしてここでご紹介するのは、「パスタ」。20粒のピスタチオをすって、ボウルに入れ、そこにオリーブオイル(大さじ1)、味噌(小さじ1)を加えてよく混ぜます。ここに熱々のパスタ(塩ゆで)を加えて手早く混ぜれば完成です。はい、すっごく簡単なはずです。 好みでコショウを加えても良いでしょう。このピスタチオパスタ、食べてみると感激の味。一度食べたら忘れられない系の味わいです。気になる人は是非お試しくださいね! <文、写真/スギアカツキ> 【スギアカツキ】 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が11月15日に発売。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12 -女子SPA! 2019/02/13 08:45 より一部抜粋- 美味しければいいのよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2019.02.14 17:30:06
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