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カテゴリ:スポーツ日記
甲子園のアルプススタンドに浮かぶ大きな人文字。皆さんも気になっていませんか。どうやって作っているのか、アルプススタンドで探ってみました。
たとえば智弁和歌山高校の場合は…。 白地に、真っ赤な「C」。 アルプススタンドを見渡してみると、その数、百人単位で人文字が描かれているようです。 中学から高校まで、全校生徒が参加しているということです。 赤と白の2色を分けているのは、帽子とジャンパーです。 白は制服と一緒に生徒全員が買っていますが、赤は甲子園での応援のためだけに学校側が特別に用意しているそうです。 こんなところにも甲子園常連校の誇りが感じられますね。 どうやって作る? 赤を着けているのは268人。 これだけの大人数を決められた席に配置するのですから、席を事前に指定しているのではないかと予想していました。 しかし、取材を進めてみると、そんなに簡単な話ではありませんでした。 チアリーダー武田百花さん:「私たちチアリーダーがアルプススタンドに真っ先に入り、いちばん最初の作業として赤い帽子とジャンパーを並べます。座席配置を全部把握しています」。 私:「えっ、それって大変じゃないですか」。 チアリーダー武田百花さん:「すごい大変です。間違えないようにダンスと同じくらい緊張します」。 私:「そうですよね…。30日は雨のため試合が中断されましたが、その間はどうしたんですか」 チアリーダー武田百花さん:「『席の番号を覚えてって』とみんなに言いました。戻ってきたらバラバラにならないか心配しましたけど、みんなちゃんと元の席に座ってくれました」。 私:「人文字にはどんな思いを込めていますか」。 チアリーダー武田百花さん:「グラウンドの選手たちに見てもらって、元気を与えられるようと思っています」。 選手は見ている 選手たちにも話を聞きました。 30日、大会8日目の第3試合。 5番バッターの根来塁選手は4打数3安打の活躍でした。 根来塁選手:「Cの文字は見ています。全校応援は力になっていて、何とか恩返ししたいという気持ちになります」。 人文字を作る生徒たちの思いがどんなミラクルを生み出すか。 準々決勝の試合も注目です。 -NHK NEWS WEB 2019年3月31日 8時45分センバツ より一部抜粋- 人文字は選手の力になっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.01 10:49:54
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