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テーマ:思うこと(3070)
カテゴリ:花
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いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第96回 四月といえば桜の季節です。街を歩くと、あちこちでお花見が開かれています。東京では先週末がピークだったので、みなさんはすでに済ませているかもしれません。 ある男性は毎年奥さんとお花見に出かけるのを習慣にしています。彼の仕事は三月が年度末で、四月から新年度が始まります。ちょうどお花見の時期と重なっていて、それが新年度に向けた気持ちのリセットになっているそうです。 ある時、彼は嘘を広められ、今までいた職場にいられなくなりました。はじめて仕事を辞めたいと思い、「自殺しよう」と踏み出してしまった事もあったそうです。 そんな折、彼は今の奥さんと結婚し、「毎年春に桜を見に行こう」と約束しました。花見といっても宴会ではなく、二人で桜の下を歩くだけ。しかし、それが彼にとって、新たな気持ちで仕事始めを迎える儀式になりました。 過去を振り返り、未来について考えるには「区切り」が必要です。今日があるから、昨日を振り返り、明日について考えられます。今月があるから、先月を振り返り、来月について考えられます。 区切りが多ければ多いほど、振り返りを増やし、未来について考える機会が増えます。だから企業では年間、上半期、第一四半期、月間、週間といった様々な区切りを設けて計測します。それは個人も同様です。 気持ちはただ考えただけでは変わりません。気持ちの切り替えが上手い人は、それを初めからスケジュールに組み込んでいます。「これまでが良くないから切り替える、これまでが良いから切り替えない」といった選り好みをしません。 これまでが良くても悪くても、いつまでも引きずらない。その姿勢が気持ちのリセットを可能にします。ユニクロの柳井正社長は「成功は一日で捨て去れ」と言いました。 ◆気持ちをリセットする機会に そして、個人にとってその良い区切りになるのが、季節の風物詩です。現代はそうした風物詩を面倒くさがったり、軽視しがちです。そのせいで自分たちについて振り返る機会が減ってしまっています。そのせいで自分が何をしたいのか、よくわからなくなっています。 お正月、お花見、娘さんがいればひな祭り、息子さんがいれば端午の節句、母の日、父の日など、季節の風物詩に参加すれば、それが自分や家族、仕事について振り返り、気持ちをリセットする機会になります。 桜に限らず季節の風物詩が美しいのは、人がそこに万感の思いを込めるからです。誰かと美しい風景に眺めながら、「去年も色々あったけれど、今年も頑張ろう」と想いを巡らせる。その想いが活力の正体です。地域によってはこれから開花、満開を迎えるところもあると思います。ぜひ誰かと季節の風物詩に参加してみてください。「自分のこれから」が定まると思います。 【佐々木】 コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」 -日刊SPA! 2019/04/08 15:49 より一部抜粋- 花見はあまり参加しない方だ(ほとんどが寒い)(でも桜の下を二人で歩く・・いいね!) 神輿は担いだ 折々の行事は気持ちのリセットが含まれるのだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.16 10:30:05
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