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テーマ:思うこと(3070)
カテゴリ:食品
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「αism」。 普通のサツマイモと比べると、あまりに小さ過ぎて、売ることもできずに捨てられていたサツマイモ。 実は、これこそ世界が求めるサイズだったんです。 宮崎県の広大な地でサツマイモの生産を行う、くしまアオイファーム。 収穫された大量のサツマイモが積み重ねられているが、手にとってみると、手のひらサイズ。 この小さなサツマイモ、もともとは捨てられるはずのものだった。 くしまアオイファーム・池田誠代表取締役社長/CEO(最高経営責任者) 「小さいサツマイモは、農家さんが嫌がったんですよ、扱うのが。小さいし、手間がかかるし、安いし。だから、こういうのは捨ててた」 そんな小さなサツマイモが今では一転、世界中に輸出されている。 池田代表取締役社長/CEO 「わたしも一農家の時は(国内)市場に出荷してたんですが、(国内での)手取りは100円/kgぐらい。香港では1,400円/kgとか。14倍ぐらいで高い時は売れていて。それなら、これを集めて商売にしようと」 価値は一気に14倍に。 その訳は、日本と異なる食文化を持つ国や地域に目をつけたことだった。 その1つ、香港のスーパーマーケット。 日本のサツマイモを試食する人たちが。 香港のバイヤー 「香港の方は、小さいサツマイモの方が好き。その原因は、家庭で調理しやすい。家庭では、ゆでたり炊飯器で炊いたりするのが一般的」 実は、香港では炊飯器でサツマイモを蒸して、おやつとして食べる食文化があり、その時好まれるのが、炊飯器に入れられて食べ切りやすい小さいサツマイモ。 また、住宅が狭くキッチンスペースが限られているという事情も関係し、場所を取らず、すぐに使い切れる小さいサツマイモが好まれているという。 こうした食文化の違いをうまく利用し、販路を拡大した小さいサツマイモ。 2018年は、サツマイモの輸出量のシェア国内トップクラスに。 香港、台湾、シンガポールなどアジアを中心に、イギリス、ドイツなどヨーロッパにも出荷先を広げている。 さらに、自分の畑では、苗を植える間隔を狭くすることにより、小さいサツマイモを多く栽培することにも成功した。 日本とは違う、海外でのニーズに着目。 この発想が、廃棄される小さいサツマイモに価値を生み出し、さらには、小さいサツマイモの食品ロスを救うこととなった。 -FNN.jpプライムオンライン 2019/04/23 05:01 より一部抜粋- 日本のスーパーが厳しいのかおかしいのか、食品ロスは減らないね (私などは変形もOkだし、土が付いていたってOKだけどね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.03 08:30:06
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