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カテゴリ:スポーツ日記
© The Mainichi Newspaper 提供 チアリーディングのICU世界選手権などで獲得した金メダルを見せる瀬戸美琴=成田空港で2019年5月3日、芳賀竜也撮影
米フロリダ州オーランドで4月下旬に国際チア連合(ICU)主催のチアリーディング世界選手権が開かれ、日本は4種目で優勝した。そのうち「チーム・チア・フリースタイル・ポン」の一員を務めたのが競泳日本代表の瀬戸大也(24)=ANA=の妹、美琴(20)だ。帰国した3日、成田空港で取材に応じ「兄が世界で戦っている姿を見て、私も世界一を目指そうと思った。優勝できてうれしい」と語った。 ポンポンを手にチームで踊る種目で、日本でも子供たちに人気が高い。本場の米国が伝統的に強いが、美琴は日本代表となったクラブ「プラネッツ」(東京都大田区)の16人の一員として大会初出場を遂げ、チームの2連覇に貢献した。 美琴は兄が通うスイミングスクール、JSS毛呂山(埼玉県毛呂山町)で小学1年から水泳を始めた。翌年にチアリーディングのクラスが開講され、両立するようになった。競泳は全国中学校大会の関東大会に出場した中学2年を最後に区切りをつけ、チアリーディングに集中した。2年前からは強豪のプラネッツに移籍した。 美琴は「チーム競技なので、誰が欠けても勝てない。チームとしてどうしたら強くなれるか、みんなで考え合うのが魅力」と語る。指導する倉重円(まどか)コーチ(29)は「美琴の持ち味はパッション(情熱)。常に前向きな思考でチームを励ましている」と語る。「前向き思考」は兄譲りだ。 妹の快挙に、大也は「念願の世界一おめでとう。次は兄の番」と祝福し、来年の東京五輪での金メダル獲得に向けて奮起している。 美琴は今後、社会人になるため現役を続けるかは未定だという。ICUは2028年ロサンゼルス五輪での追加競技入りを目指しており、美琴は「ジュニア世代の選手たちがよくなってきている。日本でチアを盛り上げ、五輪も目指してほしい」と後輩たちの飛躍を夢見ている。【芳賀竜也】 -毎日新聞 2019/05/04 15:43 より一部抜粋- 世界一を目指して世界一になりましたね(出来ることではありません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.06 17:00:10
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