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カテゴリ:スポーツ日記
毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【中京テレビ・ブリヂストンレディス編】
グリーン上でガクッ… 派手なアクションも河本の魅力【写真】 今年の大会も例年通りスコアの伸ばし合いの展開に。そんな中、トータル14アンダーまで伸ばして優勝した勝みなみに、2打届かなかったのが2位の河本結だった。 河本と言えばリボンにミニスカがトレードマークだ。コースに映える原色を基調としたコーディネートに、決めればガッツポーズ、外せばうなだれたりと見た目もアクションも“ド”がつくほど派手なプレーヤー。 さらにバーディ数1位、平均バーディ数3位という攻撃的なゴルフとくれば“イケイケ”という言葉がぴたりと当てはまる。40歳となった李知姫(韓国)が黄金世代を総評して「私はマネジメントしながらプレーをしますが、若い子たちはピンだけを狙っていく子が多い」と話していたが、河本はまさにその代表格と言っていい。若さあふれる思い切りの良さが最大の武器だ。 そんな河本だからこそ、バーディ合戦の優勝争いという最高にアドレナリンが出る状況で見せたプレーに、米山聡明カメラマンは驚きを禁じ得なかった。 「バーディパットが入ったと思ってガッツポーズ…を仕掛けたところで、入らずこぶしを引っ込めた。この写真はその時のもの。まさか外れるとは思っていなかった。そんな表情です。残ったパーパットは短かったのですが、こういうときはそのままの勢いで打って外してしまうもの。これまでそういった場面を何度も見てきましたから」(米山カメラマン) だが、このタイガー・ウッズよろしく赤いウェアを身にまとった20歳はひと味違った。 「河本選手は、このパーパットを一旦マークして一呼吸を置いたんです。そして冷静に仕切り直してから沈めました。最終日の優勝争いの中で、あそこまで冷静なプレーができる選手は中々いません。ましてや今年がツアー初年度のルーキーですから。ポテンシャルの高さだけでなく、熱い気持ちと冷静さの両方をうまくコントロールできる。これからもっともっと強くなるだろうな、という予感をさせてくれる選手ですよね」(米山カメラマン) © Cross Planet, Inc. 心はホットに頭はクールに 20歳・河本結が大器の片鱗を見せた(撮影:米山聡明) -ゴルフ情報ALBA.Net 2019/05/28 12:02 より一部抜粋- アクションも面白そうだから、注目するしかないね(20歳・河本結) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.29 17:41:25
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