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カテゴリ:スポーツ日記
NBA、アメリカプロバスケットボールのドラフト会議で、日本選手として初めて1巡目で指名を受けた八村塁選手が21日、指名したウィザーズの本拠地ワシントンで記者会見に臨み、「守備でも攻撃でもインパクトを与えられる」とNBAでのプレーに自信を示しました。
21歳の八村選手は富山県出身で、アメリカの強豪ゴンザガ大学に進み、ニューヨークで20日に開かれたNBAのドラフト会議でウィザーズから1巡目の全体9位で指名を受けました。 翌日の21日、八村選手はニューヨークからワシントンに移動し、ウィザーズのホームアリーナで入団の記者会見に臨みました。 八村選手ははじめにアメリカのメディアの質問に英語で答えて、「きのう起きたことがまだ信じられない。特にゴンザガ大学の1年目では英語も話せず、環境に慣れるのが大変だったがコーチやチームメイトのおかげでこの場所にいることができる。そのことに感謝したい」と話しました。 そしてチームにどのように適応していくかという質問に対して「チームやコーチに求められたら、どんなプレーでもできる。試合では守備でも攻撃でもインパクトを与えられる。大学のレベルとは違うがプレーする自信はある」と答えていました。 このあと日本の報道陣から1巡目での指名を実現させたことについて質問を受けると、「どれだけ自分を信じるかではないかと思う。夢に向かって信じてやっていくかが大事ではないかと思う」と話しました。 またウィザーズの印象について「スター選手が2人いて、試合を何回も見たことがある。速い展開が得意なチームだと思うが、その中に自分も入っていけると思う」と自信をのぞかせました。 記者会見では八村選手はウィザーズの白を基調にしたユニフォームを掲げて記念撮影を行いました。 NBAでは来月、多くの新人選手が参加するオフシーズンのリーグ、サマーリーグが行われ、八村選手も出場する見通しです。 元日本代表・倉石平さん「チームにマッチする」 バスケットボールの元日本代表で、社会人チームのヘッドコーチなども務めNBAにも詳しい倉石平さんは、八村塁選手がNBAのドラフト会議で、日本選手として初めて1巡目で指名されたことについて、「信じられないというのがいちばん。本当に夢を見ているのかなと思うくらい、すごいこと。私は50年くらいバスケットボールに携わっているが、見たことのない選手だった。どうなるかと思っていたが、ドラフト会議の1巡目、しかも、ひとけた台にくるなんて夢にも思わなかった」と驚きを語りました。 また、倉石さんは「NBAはバスケットボールの頂点のリーグ。トップ選手は、チームとの契約で年間30億円以上もらっていて、日本の選手が夢を見られるということでも、ものすごく大きな影響力がある。NBAの中でも、いつも名前があがるような選手になってほしい」と期待を述べました。 また、八村選手のよさについて「昔から体格が大きかったにもかかわらず、成長過程で、指導者が彼にいろいろなプレーをさせたということが非常に大きいと思う。ゴール下近辺だけでなく、ドリブルの練習をしたりパスの練習をしたりして、バランスのよい選手に育った。俊敏性があるのも彼の魅力だ」と話しました。 また、八村選手を指名したチーム「ウィザーズ」については、「チームにはガードの2枚看板がいて、その2人がものすごく得点力があってプレーが速い。八村選手を指名したということは、その速いバスケットボールをしっかりできるだろうと考えたのだと思う。身長が2メートル前後あり何でもできてしまうという、八村選手のような選手をあのチームは非常に欲しかった。彼はチームにとてもマッチすると思う」と話しました。 八村選手の今後については、「彼は、スポンジのような状況でどんどん吸収して、この3年間で相当な力を見せつけてくれた。もっと高いレベルでプレーすることで、彼自身の本来の力がより引き出されていくと思う。チームの中ではこれまで比較的少なかったアウトサイドからのシュート、クイックシュートが求められることになると思う。相当練習しなければいけないと思うが、できるようになればすごい選手になる」と話していました。 -NHK NEWS WEB 2019年6月22日 4時47分 より一部抜粋- チームに期待されているから応えないとね 活躍したらすごいね NBAに目が離せなくなるよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.22 20:10:07
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