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テーマ:思うこと(3069)
カテゴリ:思うこと
© 毎日新聞 TOTOが寄付した便座の同機種=TOTO提供
要人らのお尻を温かくお出迎え――。主要20カ国・地域(G20)首脳会議が28、29日に開かれる大阪市の国際展示場で、世界の要人を迎える前にトイレが改修された。国内便座メーカー2社が無償で最新の温水洗浄便座を提供。訪日外国人からも人気がある日本の便座の良さを首脳や政府高官にも体験してもらい、海外販売に弾みをつけようと狙う。 会場となる国際展示場「インテックス大阪」は1985年の完成から30年以上経ており、管理する大阪市はG20開催決定を受けてトイレ改修に乗り出した。改修前には199台の洋式と38台の和式があったが、今年4月の工事で和式の半数を洋式に変更して、59台の洋式を新品に交換。洋式16台を備えたトイレ棟も新設した。 その際に市の呼びかけに応じ、TOTOとLIXIL(リクシル)グループが温水洗浄便座各8台を無償で提供した。両社は小便器や手洗い設備も同時に寄贈した。 TOTOの機種は従来60秒かかったタンクの給水が20秒で済み、混雑の緩和が期待できる。リクシルの機種は1回で流す水量を5リットル程度に半減して、節水機能を高めた。両社の便座とも電源や電池が不要なリモコンを用いており、施設も管理がしやすくなっている。 温水洗浄便座は国内メーカーが60年代に相次いで商品化。内閣府の調査では2016年に国内の普及率が80%を超え、世界一の「温水洗浄便座大国」となった。国内の売り上げは鈍化しており、各社は普及がこれからの海外での販売を強化している。旅行先の日本で良さを体験し、帰国して広まるケースが多いという。 TOTOの広報担当者は「政策決定権を持つ方々へのPR効果は大きい。まずは座って快適さを体感してもらいたい」と期待している。【久野洋】 -毎日新聞 2019/06/25 11:30 より一部抜粋- 里帰りする外国人が持って帰るお土産で好評なことは知っている(TVで見ている) いいことだと思う しかし国内の普及率が80%を超えているとは知らなかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.27 23:23:38
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