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マッチ全国ツアー計画　３０周年にちなみ『３０カ所』



１９８０年の歌手デビューから３０周年に突入した近藤真彦（４５）が、約２５年ぶりという全国ツアー開催に向けて動きだした。２５日、東京・赤坂のＡＮＡインターコンチネンタルホテル東京で開催した恒例のディナーショーの後に明かした。やる気満々の近藤に、関係者も来年１２月１２日のメモリアルデーに向け、３０周年にちなんだ３０カ所のツアーの調整に入った。

　近藤はこの日、大阪、東京でのディナーショーのファイナルとなる昼夜２回公演を開催。豪華コース料理と新曲「－ＭＯＴＴＯ－」など計１３曲でファンを堪能させ、来年２月１３、１４日に３０周年記念コンサートを東京・日本武道館で開くことを発表した。

　ショー後の取材で、武道館公演に向け「飾りなしに、それこそ“すっ裸”の自分で勝負したい」と気合を語った近藤。さらにその口から飛び出したのが、全国ツアーの希望だった。

　伏線があった。近年、近藤の公演は東京、大阪だったが、全国から集まるファンが地方公演を熱望。さらに、２３日に、大阪で飛び入り参加した後輩・今井翼のホール公演で、ツアーを行っていた当時の会場の記憶がよみがえったという。「僕のファンは大人なので平日でも夜なら大丈夫だと思う。北海道から沖縄まで全部は行けないかもしれないけれど、（各地で公演を）やりたいとマネジャーにリクエストを出した」と明かした。

　３０周年記念公演は、武道館のほかに２月２０、２１日に大阪・梅田芸術劇場で開催が決定済みだが、近藤の意向を受け、事務所側も、レースなど他の仕事の合間を縫って調整することを表明。「武道館で発表できるようにしたい」としている。