家族終了 [ 酒井 順子 ]
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
親が好きですか?子供が好きですか?夫婦で同じお墓に入りたいですか?帰りたい家はありますか?一緒に暮らしたいのは誰ですか?毒親からの超克・「一人」という家族形態・事実婚ってなあに?…他、日本の“家族”を考える全18章。
【目次】(「BOOK」データベースより)
パパ、愛してる/我が家の火宅事情/「嫁」というトランスフォーマー/自分の中の祖母成分/生き残るための家事能力/家庭科で教えるべきことは?/心配されたくて/修行としての家族旅行/呼び名は体をあらわす/長男の役割/お盆に集う意味/親の仕事、子供の仕事/世襲の妙味/毒親からの超克/「一人」という家族形態/疑似でも家族/事実婚ってなあに?/新しい家族
今年のGW、どうでしたかね?
あっという間だった!って人もいれば、長かったーって人もいて。
旅行やらなにやら、楽しみの予定があって休んでいた方は、前者だったんでしょうけども。
何の予定もなく、ただただ暦通りの休みだった私は後者のほうでした。
だってねぇ。
主婦は完全な休みなんてないですもんね。
普段通りに家事やって、何にもしてない家族のご飯作って後片付けしてって…
なんなんだ?これ。
修行なの?
って思いましたよね。
そんな中、図書館で借りてきた本です(笑)
息子たちが社会人となり、それぞれがそれぞれのことをして、当たり前になったはずの我が家なんですが。
家事だけはなぜに私?
本当に、いらいらする毎日でした。
だから、この本を読んでちょっとすっきりしたというのか。
酒井さんみたいな生き方も、羨ましいなーと思ったりして。
働き方改革とか、男女雇用機会均等法とか。
やっぱり無理があるよなー。
結婚して子供ができて、家ごとの面倒とか、お互いの親の問題とか。
どちらかにしわ寄せが、絶対に来ますもんね。
そんなの深く考えずに、制度ばっかり変えようとしても、うまくいくわけないんじゃないかな?
今の若者が結婚しない、子供産まないってのも、わからんでもないですよ。
大変なのが目に見えてるもの。
それなのに、それなりの生活をしようとするなら、よっぽどの人以外は二人で働くしかないもんね。
そうなると、家のことは誰がやるのか?ってことになって。
そうするには、色々大変なことが山積みだもんね。
何も解消されてないんだから。
あ、この本はその辺のことだけが書かれてるわけではないです。
念のために言っておきますが(笑)
ただ、今の時代に女だけにそれを求めるのは、無理があるよねって私が思っただけの話でして。
なんだか…
朱野帰子さんの「対岸の家事」を、また読みたくなってきました。