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カテゴリ:本
ワンナイト [ 大島真寿美 ] 人生は、たった一晩で動き出すーー。 「ピエタ」で本屋大賞3位の著者が描く、人生を大きく変える小さな物語。 ♀1住井瀬利「バツイチにだって、恋の一つや二つあってもいいじゃない」 ♀2佐藤歩「この私が、合コンなどに付き合わされてたまるか」 ♀3宮本さなえ「早く私をたべてくれればいいのに」 ♂1戸倉佑一郎「結婚が薔薇色なら、なんでこんなに離婚が多いのだ」 ♂2米山正勝「おれ結婚してるんだ、なんて、とても言い出せない」 ♂3小野利也「結婚って、こんなに難しいものだったのか?」 小さなステーキハウスを営む鏡子と夫の義弘。 店も家族の関係もそれなりに順調だが、頭を悩ませるのは、義妹の歩。 ラノベ小説家としてなんとか生活しているものの、男の影もなく、姑を心配させるばかり。 ある日、常連の瀬利の提案で、合コンが行われることに。参加者は結婚観も恋愛観もバラバラの6名。 何も起きなかったように見えたその晩、それぞれの人生は大きく動いていた……。 『ピエタ』で話題の俊英が、一晩の出来事の顛末を通して人生の転機を鮮やかに描き出す、傑作長編小説。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) ステーキハウスのオーナー夫妻が、独身でオタクの妹を心配するあまり開いた合コン。そこに集まった、奇妙な縁の男女6名。結婚したかったり、したくなかったり、隠していたり、バツイチだったり…。彼らのさざ波のような思惑はやがて大きなうねりとなり、それぞれの人生をかき回していくー。ままならないけれども愉しい人生を、合コンをモチーフに軽妙な筆致で描く、かつてない読後感を約束する傑作長編! いやー、面白かった。 特に歩と戸倉の会話とか、普通に読めてしまう自分が怖いっていうね(笑) そうだねー。 結婚かー。 色んな恋愛の形があって、色んな夫婦がいて。 それでいいんだよなーと思いますね。 歩の生き方は、私には真似のできないものだけれど、そう出来たら色んな意味で楽なんだろうなと思います。 理想…ではないけれど、そういう生き方もあるよね、的な? 米山は、なんていうか… 損しちゃう性格なのかなー? 悪いことは出来ないんだけど、結局相手を傷つけちゃうとか… なんか可哀そうになっちゃう感じ。 本の装丁から、ちょっと危ないお話なのかしら…?と思ったんですけど、そんなことは全くなく。 どの人にも色んなドラマがあって、それぞれにそれが面白くて。 これはドラマ化しても面白そうだなーと思うんですけど。 オムニバスみたいなのでもいいし。 普通に連続ドラマでもいけそうな感じ。 どうですかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.05 22:21:34
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