読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術 [ 田中 泰延 ]
【内容情報】(出版社より)
書くことは、たった1人のベンチャー起業。
「自分の思いを読んでほしい」
「バズる記事を書きたい」
「自分の文章で誰かを動かしたい」
そのための「技術」を学ぼうとする人は、出発点から間違ってしまっている。
事実の中に、あなただけの発見を見出し、調べて、自分に向けて書く。
その結果として、誰かとつながるもの。
あなたが読みたいことを、あなたに向けて書けばいい。
電通コピーライターとして24年、突如、無職の道へ。
自分が読みたいものだけ延々書きまくり、
依頼殺到、読者熱狂。
web記事500万PV超、twitterフォロワー46000人超。
多くの支持を得る孤高のwebライター鮮烈のデビュー作。
やわらかくて全く新しい、希望の文章講義、開講です。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 なんのために書いたか(書いたのに読んでもらえないあなたへ)/第1章 なにを書くのかーブログやSNSで書いているあなたへ(文書と文章は違うことを知っておく/ネットで読まれている文章の9割は「随筆」 ほか)/第2章 だれに書くのかー「読者を想定」しているあなたへ(ターゲットなど想定しなくていい/だれかがもう書いているなら読み手でいよう ほか)/第3章 どう書くのかー「つまらない人間」のあなたへ(つまらない人間とは「自分の内面を語る人」/物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛 ほか)/第4章 なぜ書くのかー生き方を変えたいあなたへ(書くことは世界を狭くすることだ/貨幣と言語は同じもの ほか)
以前、糸井重里さんのTwitterをフォローしてた時期があって、その時によくお見かけした田中さん。
ひろのぶさんっていうんですね。
初めて知りました。
文章術を教えてくれているようで、そうではないような。
ま、最後の最後で思わず笑っちゃいましたが。
確かにね。
田中さんの書くエントリーシートは、企業の人事の方の目に留まるでしょうね。
いかに自分という人間に興味を持ってもらうかにかかっている、就活のときの書き方としては、これは有効なものでしょうね。
うん。
これで内定を4社から貰ったってのも頷けます。
そして、私がこの本を読むと、確実に自分のしていたことの誤りを見つけてしまうっていうね。
中でもグサッと刺さった言葉は…
『何を書いたか よりも 誰が書いたか』
ってのと、
『承認欲求を満たすのに「書く」は割に合わない』
ってやつ。
あと、世の週刊誌等で、くだらない記事を書いているライターに言ってやりたい言葉
『文章を書くとき絶対に失ってはいけないのが「敬意」だ』
確かにね。
たかがブログでも、有名人のブログと一般人のブログとじゃ、書いてる人の影響力って相当で。
一般人が沢山の人に自分の記事を読んでもらおうとするならば、相当面白いものじゃないといけないわけで。
自分の承認欲求を満たそうとするならば、書くって言う作業は時間もかかるし、色々調べたり考えなきゃいけないしで、確かに割に合わないんだよね。
そして、この本の中で田中さんも言ってたんですが
悪い言葉を発すると、悪い言葉は必ず自分を悪いところへと連れていくんです。
因果応報。自業自得。身から出たサビなんですよ。
嫌なことばかり
例えば、ゴシップ記事とか、ゴシップ記事とか、ゴシップ記事とか。
そんなものばかり書いている人は、きっとこの先、嫌な人生を送ることになるんだろうなと、私は思っています。
書けばいいってもんじゃない。
そこに、誰かを貶めるような感情は、入れちゃいけないと私は思います。
面白いか面白くないかは、また別の話としてね。
色々と勉強になる本でした。
さて、私、この先書いていけるんでしょうかね(笑)