ペッパーズ・ゴースト [ 伊坂幸太郎 ]
内容紹介(出版社より)
少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。
伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!
内容紹介(「BOOK」データベースより)
未来を観て、人生を取り戻す。ある不思議な能力を持つ中学教師の檀。サークルとよばれるグループと壇先生が交差し、世界は変転を始める。
伊坂さん、久しぶりですねー。
いやー。
ほぼ同学年なんすよね。
だからなのか、いや、違うだろうけども。
感覚が似てるのか、とてもしっくりくる作家さんです。
……ん?
いや、そうですよね。
読み始めた頃は、あんまりしっくり来てなかったみたいですけどね。
最近はね。
殺し屋シリーズとか、好きな感じなんだよなー。
まー、同学年とかあんまり関係ないんでしょうけども。
けど、この本の中にある、登場人物が感じてる感覚みたいのは、比較的わかるわーと思う感じでして。
結局、書いてる登場人物を動かしているのは自分で。
それを登場人物が感じちゃったら、こんな風に思うのかなーみたいな。
ちょっと不思議なお話でしたね。
お話の中で、お話の概要を説明される…みたいな。
私的に、本の冒頭で登場人物の説明を箇条書きされてる…みたいなお話が苦手だったりするのですが。
それを伊坂さんも感じてたのかなー?なんて勝手に思ってたりしますが。
なんていうのか……
難しい世の中になったよなーと、最近の私は切々と感じているわけでして。
それを、伊坂さんが上手く文章に書いてくれたなーと思った次第でして。
なんていうのかね……。
最近の私は、「あまり長生きしたくないなー。」と思ったりしています。