新しい星 [ 彩瀬 まる ]
内容紹介(出版社より)
直木賞候補作、高校生直木賞受賞作『くちなし』から4年ーー
私たちは一人じゃない。これからもずっと、ずっと
愛するものの喪失と再生を描く、感動の物語
幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く……はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機ーー娘の死から、彼女の人生は暗転した。離婚、職場での理不尽、「普通」からはみ出した者への周囲の無理解。「再生」を期し、もがけばもがくほど、亡くした者への愛は溢れ、「普通」は遠ざかり……。(表題作「新しい星」)
美しく、静謐に佇む物語
気鋭が放つ、新たな代表作
内容紹介(「BOOK」データベースより)
幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く…はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機ー娘の死から、彼女の人生は暗転した。離婚、職場での理不尽、「普通」からはみ出した者への周囲の無理解。「再生」を期し、もがけばもがくほど、亡くした者への愛は溢れ、「普通」は遠ざかり…。(表題作「新しい星」)美しく、静謐に佇む8つの物語。気鋭が放つ、新たな代表作。
目次(「BOOK」データベースより)
新しい星/海のかけら/蝶々ふわり/温まるロボット/サタデイ・ドライブ/月がふたつ/ひとやすみ/ぼくの銀河
彩瀬まるさん。
初めて読んだ作家さんです。
1986年生まれ。
若いなーと思いつつ、計算してみたら30代…?
そっか。
そうなのよね。
自分の年を考えずに、1986年なんて最近じゃん!って思えてしまうという…。
そっか。
そうなのよね。
長編なのかと思って借りてきたら、あれ?短編集?
で、読み進めると、それともちょっと違いまして。
登場人物は、どのお話にも共通する方々でして。
それぞれに、生きづらさみたいなものを抱えている4人のお話です。
4人は、大学時代のサークル仲間で、ひょんなことからまた再会しまして。
そこから物語は繋がっていくわけですが。
私は、男友達と言える友達がいたことがないので。
こんな関係性が羨ましかったりしますけども。
若くして友達を亡くす…っていうのは、経験したことがないので想像することしか出来ませんけど。
やっぱりね。
辛いよね。
いや、友達を亡くすっていうのは、いくつになっても辛いでしょうけども。
なんていうか、私が図書館から本を借りてくると、その本たちの中には何かしらの繋がりがあったりして。
”死”というものを、改めて考えさせらえるというのか。
日常は、いつまでも続くものじゃないんだなーと。
しみじみ思ったりするのでした。