ひらいて (新潮文庫) [ 綿矢 りさ ]
内容紹介(「BOOK」データベースより)
華やかでモテる女子高生・愛が惹かれた相手は、哀しい眼をした地味男子。自分だけが彼の魅力に気づいているはずだったのに、手紙をやりとりする女の子がいたなんて。思い通りにならない恋にもがく愛は予想外の行動に走るー。身勝手にあたりをなぎ倒し、傷つけ、そして傷ついて。芥川賞受賞作『蹴りたい背中』以来、著者が久しぶりに高校生の青春と恋愛を瑞々しく描いた傑作小説。
綿矢さんも久しぶり。
前回読んだのが、「生のみ生のままで」でした。
なんか……
読み進めるたびに辛くなるなー。
普通じゃなくなっていく愛。
文章も、どんどんおかしな感じになっていきます。
私は、愛側の学生じゃなかったので、その気持ちはあまりわからなかったりしますが。
高校生くらいの年代の残酷さっていうのか、それがどうにも辛かったですね。
ああ……。
あまり良くない読後感です。