チェインドッグ【電子書籍】[ 櫛木 理宇 ]
内容紹介
望まぬ大学で鬱屈した日々を送る雅也に届いた一通の手紙。それは連続殺人犯・榛村大和からのものだった。「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ」と訴える大和のため、事件の再調査を始めた雅也は、大和を巡る負の連鎖を知り……俊英による傑作ミステリ登場
こちら、文庫化するにあたり、「死刑にいたる病」と改題された本になります。
そうです。
ただいま絶賛上映中。
阿部サダヲさんと岡田健史さん出演映画の原作でございます。
文庫化されるにあたり、加筆とかはされてるのかな?
その辺はちょっとわかりませんが。
映画はまだ観てません。
観たいんだけどなー。
そう何度も映画館に行けないのでね。
配信が始まってからか、WOWOWで入るようになったら観るのかな?
櫛木さん。
初読みの作家さんですが、めっちゃ面白かった!
いや、単純にそう言えるような、読後感のいい本ではありませんけどね。
ストーリーが、実に緻密に作り込まれているな…といった感じ。
読み進めていくうちに、どんどんのめり込んでいってしまいました。
結構好きなんですよね。
サイコ系のお話。
いや、好きって言うかなんて言うか。
その辺のザワザワ感は嫌いじゃないというか。
それにしても、最後の最後で……
…ねぇ。
何度も読んでみると、また違った読み方が出来るのかな?
結末が分かったうえで読んでいったら、違う考え方も出来るのかなと思います。
なんだか、映画もそんな感じみたいですし。
どこまで原作に忠実なのかわかりませんが、猟奇的なシーンは見たくないけど、阿部サダヲさんの不思議な目を、ぞわぞわとしながら観てみたいです。
櫛木さん、次は何を借りてこようかな。