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カテゴリ:本
ほしくず
星屑 [ 村山 由佳 ] 内容紹介(出版社より)この子たちを輝くスターにしてみせるーー。 内容紹介(「BOOK」データベースより)大手芸能事務所「鳳プロ」のマネージャーながらも雑用ばかりでくさっていた桐絵は、博多のライブハウスで歌う16歳の少女・ミチルに惚れこみ、上京させる。鳳プロでは専務の14歳の娘・真由のデビューが決まっており、ミチルに芽はないはずだった。しかし彼女のまっすぐな情熱と声は周囲を動かしてゆく。反りが合わずに喧嘩ばかりの二人。妨害、挫折、出生の秘密、スキャンダル…その果てに少女たちが見るものはー。必死にもがく少女たちと、大人たちの様々な思惑が織りなす、息もつかせぬ痛快長編! あー。 なんか、こういう村山さん久しぶり。 そう感じた1冊でした。 これは、昭和の芸能界のイメージかな? 1970年代くらいかなーと想像しながら読みましたが。 やっぱりね。 才能だけでも、見た目だけでもダメなんだよね。 引き付ける力、みたいなものを持っている人が、一握りの存在になるんだろうなーと思いました。 そういうのを、所謂岩石みたいな時から見出せる人って、それも才能なんだろうねー。 本当に難しい世界だよなと思います。 プロデュースする人の力も、その人自身の力も、全てが嚙み合ったときに、大スターって生まれるんでしょうね。 数社の新聞に連載されていたものに、加筆修正された一冊です。 やっぱり村山さんは面白い! 申し訳ないくらいに(書いているご本人の苦労を思うと)、あっという間に読んじゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.02 21:30:37
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