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カテゴリ:本
両手にトカレフ (一般書 387) [ ブレイディみかこ ] 内容紹介(出版社より)未来屋小説大賞&高校生が選ぶ掛川文学賞、ノミネート! ◎STORY 私たちの世界は、ここから始まる。 寒い冬の朝、14歳のミアは、短くなった制服のスカートを穿き、図書館の前に立っていた。そこで出合ったのは、カネコフミコの自伝。フミコは「別の世界」を見ることができる稀有な人だったという。本を夢中で読み進めるうち、ミアは同級生の誰よりもフミコが近くに感じられた。一方、学校では自分の重い現実を誰にも話してはいけないと思っていた。けれど、同級生のウィルにラップのリリックを書いてほしいと頼まれたことで、彼女の「世界」は少しずつ変わり始めるーー。 かなり前に購入したものを、やっと読み終えた次第です。 ブレイディさんの本は3冊目ですね。 今の世の中の問題点を、しっかりと見せてくれるブレイディさん。 この本は、イギリスが舞台ですが、今の日本でも似たようなことがあったりするんじゃないでしょうか。 私は子育てを終えた身なので、身近にこういう話を聞いたりはないんですけども、「こども食堂」があちこちにあったりして、それを素晴らしい事!みたいに言ってる総理大臣(現だったかな?それとも、前?)がいたりして。 ミアの場合、母親がドラッグ中毒だったり、その辺は日本ではあまりないことだと思うんですが。 シングルマザーの方、全員がそういうわけではないですけれども、やっぱり非正規で働いている方は多いわけで。 なので、収入は決して多くなくて。 その上、払わなければならないものは普通にあるわけで。 それなのに、それを解消してくれる政治は存在していなくて。 なんだか、未来というものを感じられない、今の日本。 そりゃ、子どもを産んで大丈夫なんだろうかと、悩んで当然だと思いますし、そういうことで少子化になっていることを、今の政治家はご存じなんでしょうかねー? なんていうのか。 最近は憂鬱になる事が多すぎて、本当に嫌になってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.11 13:44:23
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