僕の女を探しているんだ [ 井上 荒野 ]
内容紹介(「BOOK」データベースより)
愛って何なのかな?自分の幸せ以上に相手の幸せを願うことかなー。背の高いきれいな顔の彼は、愛する人を探しにここへ来た。海辺で、ピアノのそばで、病院で、列車の中で、湖のほとりで、彼は私たちをそっと守り、救ってくれた。大丈夫、会いたいと強く願えば、きっと会えるー。ハマった心も観てない人も胸躍るラブストーリー9篇。
目次(「BOOK」データベースより)
今まで聞いたことがないピアノの音、あるいは羊/亡き人が注文したテント/静かな、もの悲しい、美しい曲/ポメラニアン探し/大人へのボート、あるいはお城/真木とマキ、あるいはきっと辿り着ける場所/偽物の暖炉の本物の炎/塔、あるいはあたらしい筋肉/今まで着たことがないコート、あるいは羊
井上荒野さん。
『百合中毒』以来ですね。
いやー、これねー。
題名を見て、こんな内容だとは思わなくて。
ラブストーリーだったんですね。
私、『愛の不時着』見てなくって。
この本は、そちらから影響をうけた作品らしいのですが。
だってさー。
僕の”女”を探しているんだって……
ちょっと危ない人のお話なの?って勝手に思っちゃってねー。
けど全然違いました。
心温まる感じのお話でしたね。
それにしても、”羊”って……
村上春樹さん…?って一瞬思いましたけども。
『愛の不時着』観てみたくなりました。