『3月のライオン/前編』
今日はお休みだったので、おひとり様で映画館にて映画を鑑賞。3月のライオン、前編でございます。言わずも知れた、大好きな羽海野チカ先生が原作の作品ですね。3月のライオンは、コミックも全部読んでるし、この間まで放送していたアニメも全部見てました。なので、場面場面で泣けてしまってね。例えば、お盆の送り火を終えて、ひなたちゃんが一人コンビニに行くと言いながら、川沿いの道で泣いてしまうシーンとか。とはいえ、映画とコミックの内容は微妙に違うし、映画の方が、「零くんの孤独」をより一層突っ込んで描いているような気がしますしね。テレビの特番で、大友監督は、「漫画の川本家はメルヘン」って仰ってましたしね。そこを現実味を帯びた実写化にするとなると、ちょっとそこは控えめに表してるのかな?と思ったりも。なんていうんだろう。羽海野先生の漫画は、どこかほんわかするところがある、温かい作品だから。零くんの、一人ぼっちな感じとか、ここまでストレートに表現して無い気がするんですよね。なので、この映画を観て、改めて零くんの辛さみたいのを感じてしまって、観ていて苦しくなりました。それにしても、佐々木蔵之介さんの島田さんがもうっ!!!羽海野先生が、蔵之介さんを思い浮かべながら島田さんを描いてたっていうくらいですから。島田さん、そのものでしたよ。いや、神木くんの零くんは、時々原作の零くんが重なってしまうくらい、彼以外には出来ないだろうって感じですけれど、意外にも(?)加瀬亮さんの宗谷がね…うわ…宗谷だ… って、言葉を失うくらいのそのものさで。あの透明感っていうのか、現実味のなさっていうのを、加瀬さんはどう演じてるんですかね?改めて凄い俳優さんだなと思いました。さて、後編は4月22日から。後編のほうが泣けそうだなー。なんたって、あのひなたちゃんのエピソードもあるんだもんね。私、コミックで何度読んでも号泣してしまうので。あー…思い出すだけで辛い…泣いてしまいそう…そうそう。アニメも、10月から第2部放送だそうで!この間の第1部の最終回では『ファイター』も流されて、そこでも泣いてしまいましたよ。アニメも、第2部ではそのエピソード入ってくるんだろうなー。アニメはね。原作そのものなのでね。もう、毎回泣いてしまいそうで今から怖いです(笑)