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カテゴリ:自然一般
「明日1匹も釣れなかったら、2度と釣りに行かない!」
そうのたまって、5歳のK助は布団に入ったらしい。 ゴールデンウイークに、K助と和歌山北港海釣り公園に出かけた時、見事撃沈したためだが、かなりのプレッシャーではないか。 で、明けて土曜日、4時起きの5時出発。 今日は和歌山マリーナシティの海釣り公園に戦場を変更。 土地勘の無い場所での釣りとなると、どうしても情報不足のため、ネットなどの情報頼みになってしまうのと、ある程度安全の確保されている施設の方がこっちも安心ということで、ここに決めたのである。 ただ、駐車料金1000円、入場料親子で800円、これにガソリン代、飲食代、餌代もろもろ、結構バカにならない出費である。 都会ではこれが普通なのだろうが、実家の鳥取では、車で20分も走れば無料の防波堤で30センチのアジをごぼう抜きしてたしなあ・・・。 ネットの釣り情報だと、イワシが100匹だとか、200匹だとか書いてあるが・・・ そのお陰か朝の7時で既にこの人出である。 6時開園だぞ。もう入り込む隙間がほとんど無くなっている。 で、釣りの方は、まあ300匹ペースの爆釣にはほど遠いが、忘れた頃にぽつりぽつりと釣れる程度。 K助にもリール竿を使わせているのだが、どうもまだ操作に慣れなくて、すぐに糸を絡ませちょっとイヤイヤ退屈モードに入ってしまっている。 でも、イワシが釣れると、バケツの中に泳がせ、その鱗が全て剥がれて動かなくなるまでいじり続けて楽しんでいるのであった。 炎天下の中、朝7時からお昼の2時まで頑張ってこの釣果。 18センチ前後のマイワシを10匹、小イワシ、豆アジ少々。それにアイゴとメバルを1匹ずつ。 このアイゴとメバル、K助の竿に来たもので、周りでも釣ってる人がいなかったのもあって、K助の本日1番の自慢のネタになってくれた。 和歌山市内でマクドのハッピーセットで満足したK助はそのまま車中夢の中。 そして、お待ちかねの晩飯である。 K助自慢のアイゴとメバルは煮付けに。 自分で釣った魚は旨いのである。全てK助の胃袋へ。 小イワシと豆アジは唐揚げ。 イワシは刺身と、 酢味噌和え。これ、生だよ。 足の早いイワシだが、酢味噌和えにすると2、3日は食えるのである。 もっと釣れていたら、イワシのつみれ鍋にしようかとも思ってたが、なんかこのくらいの量が調理する手間としては適当だったかな。 そして、大衆魚と侮る無かれ。 こうしてちゃんと調理すれば、実に旨いのである。 最初はビールを飲んでたが、 やっぱ酒が欲しくなって、冷蔵庫に寝かしていた地酒を開栓。 自分たちで釣った魚で幸せの晩餐。 嗚呼、たまりません。 これぞ模範的息子との清く正しい休日の過ごし方を楽しんだ1日なのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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