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カテゴリ:鉄砲撃ち
今日は頑張って歩いて、ちょっと遠い奥山まで行ってみたい、ということで、4時起きの6時発で師匠と忍び猟に出発。
ちなみに、忍び猟とは、猟犬を使わず人間だけで山を歩いて獲物を探して撃ち取る猟のこと。 犬を使わないということでは、車に乗って林道を流して、道のそばで出会った獲物を撃ち取る猟もあるのだが、こっちは流し猟と呼んでることもあるようだ。また人によっては、歩きもしない楽ちんな猟ということで、林道猟師と呼んでいるのも聞いたことがある。 ま、俺はそんなことどうでもよいのだが。 さて、本命の奥山に行く前に、ちょっと気になる山を覗いてみた。 山中を貫通する幹線道路のそばだが、水飲みに鹿が必ず通るところがある。その通り道をたどって、ちょっと山を登ってみると、やはりいた。 逃げる鹿に発砲するも、残念。外してしまった。 そして、今度は1時間ちょっとかけて、標高1,000m程度の山へ直登。植林が伐採されて、見晴らしが良くなっている伐採斜面へ向かった。 師匠が斜面のてっぺんから鹿を追い出し、俺が斜面の一番下の鹿が逃げるであろう場所に待って、挟み撃ちにしてやろうという作戦である。 俺が配置についたところで、師匠が「行くよ~」と無線で連絡。 すかさず、師匠のライフルの発砲音が連続して谷にこだまする。 6発くらい聞こえたかな。そして、ちょっと間を置いて、また1発。 最後の1発はとどめでしょう。 しかし、こっちには1頭の鹿も出てこない。 「ごめん、渓遊ちゃん、モノは出たけど、全部、渓遊ちゃんの反対に行っちゃった。でも、ひとつは大丈夫やで。」 ということで、俺は仕留められなかったが、今期初の獲物、鹿1頭を得ることができました。 うちに帰ってから、GPSの奇跡を確認したら、今日歩いた距離は約9km、登った標高を全部足しあわせた累積標高は1,200mだった。 登山並に登ってますな。 この日、山の稜線の生えている木々はは霧氷。気温は0.3℃。積雪は5センチ程度。 本格的な冬が近づいてきているなあ、と感じる1日なのであった。 年内に俺も1頭は仕留めたいもんだなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月14日 22時24分39秒
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