ご立腹
お久しゅうございます。ここ最近、気になるニュースがありまして。まぁこのご時勢、報道番組を見て、一喜一憂している自分もアホらしいんですけどなんかの特集で、【図工の授業は必要か】みたいなテーマが掲げられて、街中でもアンケートを取ったみたいなんですけど、「学校教育現場では、図工や音楽は必要ナイ」っていう保護者の意識がモロで出た結果やったんですよ。しかも「受験には関係ないから」やって。もちろん一部の意見ですけどね。ビックリやわ。も~ガッカリやわ。ほんまウンザリやわ。小学校なんて、特に図工や音楽って大事な教科やと思います。もちろん中学校でも。な~んで、芸術を見下すんやろか?受験以上に大切なもんやと思うのに。恐ろしい。“ゆとり教育”について、色々議論されてますが、あれは失敗ではナイと思うんですよ。実際、“ゆとり教育”になってなかっただけの話で。だって現場は忙しくなりましたから。でもね、人間、生きていく中で、“ゆとり”って大切なんですって。教育再生審議も大切かも知れませんけど、“ゆとり教育”について真剣に審議していった方がマシやと思います。心の教育、感性の教育、思いやりの教育、自尊の教育には図工や音楽って、メッチャ大切やと思うんですけど・・・。いじめも減ると思う。逆にね、未だに「塾だ」「受験だ」と目を血走らせている保護者こそ「ゆとり教育」を受けるべきなんとチャウかな?って思いますわ。学校に就学する前までに「人の話を聞く姿勢」とか「学校はお友達を大切にしながら勉強して自分を成長させる場所やでぇ」って事で、軽く教えておく義務はアルんじゃないかしら?保護者を批判したい訳じゃなくて。なんか大人が訳わからん事を言っている時代やもん。そりゃ、子供も混乱しますわな。大人が情報に振り回され過ぎなんでしょうね。私も含めて。受験戦争なんてなくなれば良いのに。訳の分からない入試問題を出すような学校をナゼ疑問に思わずに、それに見合う学力をつけさせない学校が批判されるんやろか?ひねくれた問題を解ける子は、ひねくれた性格になってまうねんで。そういう子達が難関校に合格してたりもするんだよ!?そこまでして我が子に難関校を受験させたくはナイな~。遊ぶ間を惜しんで勉強させたくナイ。学校の勉強で充分だよ。その代わり、学校の勉強は一生懸命に取り組むように言い続けていきたいと思うし。社会に出たら、図工や音楽の才能がある子って重宝されるでぇ。それを分かっていただきたい。絵や歌で人の心を感動させたり、人を救ったりできるのに・・・大事なことを忘れてやしないかい?