|
カテゴリ:カテゴリ未分類
兎に角、最近とっても忙しい。 物作りの発注もノロノロで・・・・教える方は、ちょっと落ち着いたんだけど、友達との計画も毎日、物凄い満載で、家に全然いやしなーい。この主婦、全く家事しないで、出てばっかり。遊んでばっかり。。。。
そんな呑気な私の大切な旦那様が、ライムディジーズに掛かってしまった。 日本では、なじみのない病気だと思いますが、(日本でも存在する病気です。掛かった人もいると言う事) この病気、ティック(又はチック)と呼ばれる、虫にかまれて感染してしまう。 ティックとは、ダニとは違うけれど、ダニのように小さくて、動物に寄生し、血を吸い生きている虫のこと。 何種類ものティックが存在するのだけど、どのティックも草むらが大好き。 ちょっと草が生えていたら、そこにはティックがいて、其処を歩いた動物や人間に飛び移る。そして、体にぺたっと張り付き、血を吸う。 血を吸ったティックは体を血で大きくし、8本ある足を体に埋め込んで暫くの間、その体の上で過ごす。 大抵のティックは2-3mmの体で、足を肌に埋めた時点で、かゆみやチクっとした感覚を覚え、駆除できる。 其れを感じないで、暫く放っておくと、ティックの手足は、益々食い込み、病院でカットしないといけない羽目になったりする。 現に、家の旦那が、まだ子供だったころ、頭の髪の毛の中にティックが入り込み、血を吸った。毛があって、見えなかったために、暫く放っておいて、自分では取りきれず、(手足を残して取ると、其処から又病気になるため)病院で切って削除したらしい。そのあとなん針か縫ったあとは今でもある。 これだけでも怖いのに、このライムディジーズをもたらすティックは、殺人的な怖さなんだ。 このティックは、目で見えない位の小さな体。 鹿に寄生するため、ディアティックと呼ばれる。 このティックにかまれ、ほんの少しでも放って置くと、ライムディジーズと言うトテモ恐ろしい病気に感染してしまう。 症状は其々個人で違うらしいが、一般的にまず、悪寒、節々の痛みを伴い、 高熱が出る。 けれど、この次点では、ライムディジーズは、体の中には十分に回っておらず、病院で検査をしても発見できない。 そして、この高熱が終って、2週間くらいの間、だるくて、常にカナリの疲れを感じる。 この2週間の間に、毒は体に回り、次のステップになる、症状が現れる。 家の旦那の場合は、まず、背中が痛くなった。痛みで寝れないというので、心配していたら、次には、胸が痛くなった。 ヨガのやりすぎなんじゃないの?なんて呑気に思っていたら、 次には、体中の皮膚が、やけどをしたように痛くなり、何も着用できないくらいまで酷い症状が出た。 ファミリードクターにいったが、テストをして、1週間待てと言う指示。 その待っている間にも、カナリ症状は進行し、悪化をたどり、旦那は3日間寝ることも出来ない、痛みとの戦いだった。 友達の医者にこの話をしたら、一刻も早く薬を飲まないといけないということで、医者に電話をして、処方箋を出してもらう。 そして、2日前から強い抗生物質を呑みだした。1ヶ月間飲む。 そのおかげで、痛みは引き、今では、なんとか普通の暮らしが出来るまでになった。 ライムディジーズの恐ろしい所は、発見が遅く、薬を飲み始めるのが遅いと脳に回る。 そして、記憶を消したりするらしい。 そして、血液検査をしても、50%の割合でしか、結果が出ないと言う事だ。だから、医者によっては、血液検査の結果次第で、薬も出さず、そのため、手遅れになってしまうパターンもある。 このディアティック、旦那のようないつも森や自然の中にいる人がなる病気ではなく、家にいても感染することがある。 と言うのも、鹿は家の庭にもやってくる。 鹿が来てティックが、庭に飛び降り、自宅の庭で、ティックが体についてきて、ライムディジーズに感染するパターンもある。 はたまた、鹿からねずみに飛び移り、そのネズミと一緒に家の中に入り込み、そのティックから感染した人もいる。 だから、外にいるから感染してしまう病気ではない。 大抵の場合、ティックにかまれた場所は、赤くなり、その周りを赤い円が出来る。これが出たら100%ライムディジーズに感染している。 でも、これが出ない人もいる。 そういう場合、発見が遅れ、大変な事になるらしい。 コンナに酷い病気にかかってしまった旦那ちゃんですが、彼の責任感の強さに、今回脱帽。 ふらふらで、寝ていることしか出来ない彼だったのに、 猫の世話、鳥(野生の)の世話などは、絶対に欠かさなかった。 ”私がやってあげる”って言っているのに、 ”いや、俺がやる”ってふらふらの体で、頑張っていた。 山になった仕事をこなしに、仕事も一日何時間かオフィスに行っていた。 医者に話したら、 ”考えられない。あの痛みで、それだけのことをこなすなんて、強人だ” って。 本と、偉いなーって今回思いました。 鹿が回りにいる暮らしをしている方、是非、いつも自分の体のチェックは欠かさないで下さいね。 小さな小さな、くろいプチって言うのがあったら・・・・其れはティック・・・ 私も気をつけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|