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カテゴリ:特撮
最終話(第49話) 「クライマックスは続くよどこまでも」
デスイマジンに追い詰められるゼロノス・ゼロフォーム。そのとき上空が怪しい光を放ち始めた。まるですべてを破壊したあの時と同じだ…。変身を解除した侑斗は慄然とする。 「こんな時間、全部キレーに吹き飛ばしてやる」。 カイが天空を見上げているそのとき、良太郎とモモタロスがデンライナーから降り立った。 「この時間は、絶対消させない」。 良太郎はモモタロスに「最後まで一緒に戦ってくれる?」と初めて望みを口にする。 「お前の望み、聞いたぜ」。 固く見詰め合うと、良太郎は電王ライナーフォームに変身。モモタロスとともにあふれるイマジンの群れの中に突っ込んでいく。 なんとかカイの野望を阻止しようとするライナーフォームだが、デスライナーが強烈な一撃に手も足も出ない。しかし、ライナーフォームはカイに飛びつくと、そのままビルの屋上からダイブ。変身を解除した良太郎はリュウタロスに救われるが、再びすべてが破壊されてしまった。 満足げに大の字に倒れているカイ。しかし、周囲のビルは残ったまま。ほんの一部が崩れたに過ぎなかった。 理由は愛理と桜井侑斗が記憶から消した生まれてくる赤ん坊=未来の特異点が存在していたから。誰の記憶にも残らなかった子供が未来とをつなぐカギだったのだ。その愛理と桜井侑斗の子供、それこそハナ=コハナだった。 標的をコハナに絞り、怒りも露に襲い掛かるカイとイマジンたち。侑斗はデネブから最後のカードを受け取りゼロノスに変身。良太郎もナオミが連れてきたウラタロス、キンタロス、さらにはジークと戦いに加わる。 リュウタロスのガンフォーム、キンタロスのアックスフォーム、ウラタロスのロッドフォームと次々と変身して戦う良太郎。最後はソードフォームとなるとすべてのパワーを一つに集めた「俺の必殺技ファイナルバージョン」でデスイマジンにとどめを刺す。 一瞬にしてカイ、イマジンが消え去り地上には平穏が。やはりモモタロスも、ウラタロスも、キンタロスも、リュウタロスも、そしてデネブもいなくなってしまった…。 悲しみに沈みこむ良太郎、そして侑斗。が、モモタロスらは消えなかった。オーナーは「彼らが共に過ごした時間と記憶が、彼らを存在させる」とモモタロスらが消えなかった理由を説明する。 侑斗が最後のカードを使ったことで桜井侑斗の存在は消えてしまった。愛理は涙を流しながらも消えていく桜井侑斗に未来での再会を誓う。 良太郎はオーナーにパスを返却。デンライナーから降りることになった。ミルクディッパーにも尾崎、三浦がやってくるにぎやかな日常が戻ってきた。侑斗とデネブ、コハナ、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ナオミ、そしてオーナー…。すべての仲間たちに自転車に乗りながら別れを告げる良太郎。最後までよそ見をしていたモモタロスも思い切り手を振った。 「また会おうぜ!」。 良太郎は空へと消えていくデンライナーをいつまでも笑顔で見送っていた(公式サイト抜粋) 「モモタロス…願いを言うよ」 良太郎の最後の願いでちょっとホロッとしてしまいましたよ。 最終話です。泣いても笑っても最終話なんですね。そしてこれで『電王』のイマジンと毎週会えなくなるというのは淋しいもんです 現在に戻って来た良太郎とモモ。 「こんな時間…全部吹き飛ばしてやる」とカイが天空に裂け目を作り、あの時の様に時間を破壊しようとしていた。 それを阻止しようと良太郎はカイを止めに向う。その前にモモに「戦う決心は着いたか?」と質問され答えられなかった良太郎。何故なら戦い勝ってしまうとイマジン達が消えてしまうから。モモ達も例外ではない。 「モモタロス最後に願いを言うよ。最後まで一緒に戦ってくれる?」 モモはその願いを了承する。 カイが放った多くのイマジンと戦うモモと良太郎。リュウタが居なかったのは、戦うのが恐かったからなのね お子ちゃまなリュウタの可愛さが最後に垣間見られた様に思います。 ライナーフォームでカイの野望を阻止しようとする良太郎。しかしデスライナーに行く手を阻まれてしまう。それでも挑み続ける良太郎。 「しつこいな。そこで見てろよ今、この時間潰すから」 そう言って天空の裂け目に手を翳すカイ。何とか止めるためにカイに飛びつく良太郎。 それでも破壊の手は収まらない。そのまま世界が破滅へと導かれていく。 リュウタのおかげで何とか助かった良太郎。恐くても良太郎の事を心配してデンライナーから飛び出して来たんですね。 全てが破壊されたと思っていたのだが、一部分の破壊だけで収まっていた。それでも「世界は自分のもの」と言うカイ。「それは違うよ」と良太郎は説明する。 「君は気付いていないんだ。姉さんと桜井さんが守ったものに」 そう二人が守ったもの…生まれてくるはずの家族。それを忘れる事で誰の記憶からも存在は消えていた。だから気付かなかった事を…いつも目の前に居たハナさんに!? えっ!?分岐点はハナさん!?そして未来に繋がるレールはハナさんの未来??これはちょっと意外な展開でした。そしてハナちゃんが何時、愛理さんの子供だって気が付いていたんでしょうね?? その事を知ったカイは、何もかも全て消そうと考えイマジン達にコハナちゃんを殺そうとします。そのイマジンと戦うのは…モモ・リュウタ。そしてナオミちゃんが過去から連れて来てくれたキンタロス・ウラタロス全員揃っちゃった!!おまけに 「降臨!!」 ジークまで 侑斗とデネブも加わり、総動員でイマジンを倒す事に。 「俺の必殺技!!ファイナルバージョン!!」 イマジン達が協力し合って最強の武器となりデスイマジンを倒す事に。デスイマジンを失ったカイは砂となって姿を消していきます。 「みんな消えてなくなる」と言い残して。 良太郎と侑斗を残したまま全てのイマジンが消えてしまう。デネブを探す侑斗。そして「さよなら」も言えなかったと嘆く良太郎。その場は悲しみに盛り上がる? しかし、実はイマジン達は消えていなかったんですね。良かった~ オーナーの言葉からすると 「記憶こそが時間。そしてそれこそが人を支える。もう誰の記憶を頼る事もない共に過ごした記憶と時間が彼らを存在させる」 という事は今まで一緒に旅していた良太郎と侑斗にはモモやウラそしてキンタやリュウタ・デネブまで覚えているって事で消えたりはしないという事なのね。唯、ジークだけは何故存在するの? 出るタイミングが解らなくて5人で相談するイマジンの姿が面白かったです。でも戻って来てくれて嬉しかったですよね。そして侑斗の側にもデネブが…お母さん的役割をしているデネブ。二人で抱き合って泣いてるシーンは本当に和んでしまいました。 唯一、愛理さんの側に現れた桜井さんは消えてしまいましたけれど…何時か未来で出会えるはずだよね。 ラストは良太郎がデンライナーから降りる事に。パスを返してみんなに「ありがとう」を言う台詞が凄く淋しく思いました。そしてゼロノス&デンライナーは再び時間の旅へと発車していきます。良太郎はみんなに笑顔でお別れをするのですが、モモだけは最後まで何も言わなかった。でも最後の最後に良太郎にやっと別れを告げ「また会おうぜ!」と告げるのです。いつか未来でまた再び彼らイマジンと会う日が来る事を願って。 最後まで楽しく見れた『電王』です。本当に面白かったに尽きない。最後にカイは一体何者だったんでしょうね?この謎は残ってしまいましたけれど この1年『電王』の感想を書けたという事が嬉しかったです。本当に『電王』最高でした!!この作品に出会えて良かったと思います。ありがとう『電王』!!! 【送料無料選択可!】劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! コレクターズパック / 特撮 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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