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2008年02月28日
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カテゴリ:アニメ
第268話「つながり」

ヤマトの先導によってサイの居所を突き止めるカカシ班。早速ダンソウによる「木ノ葉崩し計画」について問い詰めるが、不思議な事にサイはあっさりと計画の全貌を暴露する。全く悪びれない態度に苛立つナルト達だが、根の者であるサイは「自分は存在しない者」と言い放つ。しかし一連の行動からサイの意識下にある強い思いを感じ取るサクラは、サイに絵本を返却し、その行動に隠された矛盾を指摘するのだった(公式サイト抜粋)

前回の続きでアバンは始まります。
しかし・・・ドキドキハートしちゃいますね。サイの部屋のドアを開けたのは・・・ヤマト隊長率いるカカシ班だったのです。
「詳しい話を聞こう」ヤマト隊長の手はドアの鍵にまでなるなんて本当に便利な大笑い

さて本編は、何故サイがカカシ班を裏切りダンゾウの任務を遂行したのか?というのを聞き出す事から始まります。
話を聞く前にナルトは予想通りと言うか感情を露にしてサイに喰ってかかります。それを止めたのはサクラ・・・少しはね静かに行動しないと敵のアジトで仲間割れはどうかと思うぞ雫そしてサクラはサイの大切にしていた絵本を差し出します。
「ありがとう・・・」
素直に礼を言うサイ。そして話は核心に迫っていきます。
ダンゾウは何を企んでいるのか?大蛇丸と組んでもう1度木の葉崩しを企てているのかと問うヤマト隊長。最初は、「いえ違います」と作り笑いを浮かべるサイなのだが、その笑顔は嘘だっていう事はバレていますよね。今まで一緒に行動して来ているんですから。ナルトはその事を指摘し真実を聞こうとするんです。
観念したサイ・・・とうとうサイが口を開きます。
「あなた達にボクが見つかってしまった時点で、ボクの任務は失敗って事になりますね。ボク一人であなた達全員は始末できませんし・・・それに・・・そこまで解っているなら隠しても仕方ないですね・・・」
そしてヤマト隊長たちが思っている通りダンゾウは、今の木の葉を潰す為に大蛇丸に取り入り結託のきっかけ作りをするのが自分の任務なのだとあっさりとダンゾウの企みをバラしてしまいます。それだけでは無く大蛇丸の情報をこっそりダンゾウに送る役目も兼ねていると。どうやらダンゾウは木の葉を自分のものにしたい様ですね。
その為にサイが危険な役目に立たされているのは、サイが書いた情報が小動物の様に変化して自分の身を守りながら主に情報を伝える能力を持っていた為ダンゾウに任務を抜擢されたというのです。

「木の葉が荒れれば、また多くの人が死ぬ。あなたのやろうとしている事がどういう事なのか解っているの?」
サクラはサイに尋ねます。
「さぁ・・・?命令だからね」
「サイ・・・あなた・・・」

「もう一つ言うとサイという名は、この任務の為だけに与えられた名。ボクは誰でもない。ボクはダンゾウ様の手足だ。ボクは存在しない。だからボクに何を言っても無意味なんだよ」
悪までも感情がない人形の様な存在なのだと言い張るサイ。しかしサクラは淋しい顔を浮かべサイに渡した絵本を見つめながら
「だったら…だったら何故、その絵本を大事に持っているの?」
と尋ねます。驚くサイ。ゆっくりと絵本を持ち上げるサイ。
このシーンはなかなか良いシーンですよね。サイの表情が混沌として素敵でした。
「その表紙の二人の子供。あなたとお兄さんでしょ?何故、その絵本を大事に持ってるか…それはあなたの存在を唯一、証明するものだからじゃないの?あなたは言うほど感情を捨てきれていない。忍だって感情を捨てきる事はできないのよ。その証拠にさっき私が絵本を差し出した時あなたは“ありがとう”って言ってそれを受け取ったのよ。自分の存在を証明できる絵本が手元に戻って来たことに安堵した」
「何故、この絵本を持ってる事が自分の存在を証明することになるんですか?」

「あなたがその本を手放したくない理由…それは弟としての自分を捨てる事が出来ないでいるから。何故だか解る?あなたにとってはそれだけお兄さんとの繋がりが大切だったからよ。あなたはお兄さんと繋がりを消したくないと思ってる」
「つながり・・・」
そしてみんなが絵本の中身を見た事をヤマト隊長が付け加えます。
絵本の中身の中央の見開きだけが未完成になっている事を指摘。サイは暗部の根の者だという事を知っているとし、ダンゾウによって感情を殺すための特別な訓練を受けていた事も知っていると。その特別なば訓練とは、血霧の里、雲隠れでかつて行われていた悪習の事を上げるヤマト隊長。ナルトは思い出します。かつて再不斬から聞かされた卒業試験の事を・・・生徒同士の殺し合う試験を。複雑な思いでサイを見つめるナルトとサクラ。あの絵本の通りならサイはお兄さんと戦う事になったはずなのだが・・・サイはお兄さんと戦った訳ではなかったんですよね。
絵本は、お兄さんにプレゼントしようと思っていたのだが、病気で亡くなってしまったんだそうです。その事も作り笑いで話をするんですよね。離散家族同士、血は繋がっていなくても兄の様に慕っていた・・・本来なら絵本の見開きページを見せたかったのに兄の死で何を描きたかったのか解らなくなってしまったサイ。
本当に兄の事を好きだったんだとサイの表情から察する事ができました。
何だか・・・本来のサイの感情が少しだけ垣間見られた様に思いましたね。本当に今回も良いシーンがいっぱいです手書きハート

カブトがサイの部屋の鍵を開けると部屋の中は誰も居ない。複雑な顔してましたよね大笑い
みんな一時、脱出しサイは逃げれない様に縛られています雫
ナルトは仕切り直しだと言ってサスケを助け出す行動に移ろうとしていました。
それを聞いてサイは「やめておいた方が良い」と口を挟みます。
サイはサスケと会った訳ですからね。その時の状況をナルトとサクラに語ります。
大蛇丸が常に一緒居て、サスケを助けるのなら再び大蛇丸と再び戦う事になりバラバラにされてしまうと言いサスケが「キミの事は何でもないと言っていた」とサスケの言葉を伝えます。
「サクラさんはキミと兄弟の様に思っていると言っていた。それなのに・・・彼の事をキミはどうして大蛇丸に歯向かってまで命をかけてまで連れ戻そうとするんだ?」
サイはナルトが誰に命令されている訳でもないのに何故サスケを助けたがるのか不思議で仕方ないはずなんですよね。ストレートにナルトに尋ねるサイ。
ナルトは微笑みながら答えます
「昔、俺はサスケの事が大嫌いだった!アイツも俺も家族が居ないのは同じだったのに・・・アイツはエリートで俺は万年ドベだった。でも一緒に居てホントは凄く楽しかったんだってばよ!アイツは・・・アイツは誰よりも俺の事を認めてくれた一人だ。サスケは俺の友達だ。やっと出来た大切な繋がりだ」
「つながり?・・・だからって大蛇丸を相手に・・・」

「相手が誰だろうと関係ねぇってばよ!腕がもがれりゃ蹴り倒す!脚がもがれりゃ噛み倒す!首がもがれりゃ睨み倒す!目がもがれりゃ呪い倒す!たとえバラバラにされようが俺は大蛇丸からサスケを奪い返してやるんだってばよ!」

ナルトの言葉にちょっとジーンとしてしまいました。疾風伝始まった時のEDを思わず頭に浮かんでしまいました。サスケの事をこんなに思ってくれる友達って素敵です。
ナルトのアップで続くになってしまいました雫あぁ・・・もう少し素敵なアップでお願いしたかったなしょんぼりしょんぼり

サイはナルトの言葉で何かを感じ取ってくれたのでしょうか?きっと変わってくれるはず・・・なので次回のサイの感情の変貌を見逃せないですねウィンク



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最終更新日  2008年02月28日 22時58分04秒
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