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カテゴリ:アニメ
第269話 「大切なモノ」
いち早く異変に気づいたカブトによる襲撃を受けるカカシ班。不意打ちの形でサイを奪還されてしまうが、サクラに矛盾を指摘されたサイの心にはある変化が生まれていた。戦闘態勢に入ったナルト達を驚かせるサイの驚愕の行動とは――!? そして捕縛したカブトからの情報により、サスケの探索はついに大詰めを迎える。探索の為二手に分かれるカカシ班。走り出すナルトとサクラの胸に、サスケとの懐かしい思い出と別れの記憶が蘇る――(公式サイト抜粋) 前回、ナルトが笑いながらサスケへの熱い思いを語る所で終わりました。今回は、その続きです。 サイを監視する為にヤマト隊長が分身を出現させようとした時、邪魔が入ってしまいます。カブトが登場。完璧に巻いたと思った様ですが、此処まで追ってくるとは思っていなかった様です。何処までも邪魔をするカブトに対して、ナルト・サクラはこのしつこい男にヤキモキしています どうやらカブトは、ヤマト達を裏切ったサイを助けに来た様です。 「邪魔すんな・・・」 ナルトの声にドキリとしてしまうサイ。ナルトのサスケへの熱い思いを知って何かを感じ取った様な顔をします。 こういう表情の変化の演出って難しいだろうなと思ってしまいますが、サイの動き一つで表現してくれるって見ててこっちもドキッとさせられてしまいます。 「邪魔するっていうんなら・・・容赦はしねぇ!」 ナルトは影分身の術でカブトを攻撃しはじめます。しかし尽く分身を潰しにかかるカブト。 そして何時の間にかカブト対カカシ班の戦いになるのです。 *このシーンの動きはなかなかよく動かされていた感じがしましたね。こういう動きのあるシーンって好きですよ サクラは、カブトに殴りかかる。それを交わすカブト。交わした拳は土砂に隠れている蜂の巣に当たり、蜂たちはカブトに向って攻撃してきます。1匹・1匹手刀で倒すカブト。運も味方したかとカブトは呟き、サイを信じてサイが縛られている蔓を切り救い出す。 「全くあんた達を見てると本当に哀れだよ。特にナルトくん・・・キミを見ているとね」 自分を倒せたとしても無駄な事をしている。サスケは昔のサスケではないのだとナルトに言うカブト。 そのカブトに手を上げ拘束したのは何と救ったはずのサイだった。 「どういうつもりだ?」 サイはナルトの言葉を思い出していた。 「キミの任務は大蛇丸様とダンゾウのパイプ役になる事だったはず」 「人は変わる。ならボクもそうだ」 「何?」 「でも変わらないものもある…つながり…それを確かめてみたいんだ」 サイは再び新生カカシ班の一員になる事を選んだという事です。捕まえたカブトを木遁の術で縛るヤマト隊長。 「サイ…お前一体何考えて…」 「キミは何故そこまでサスケ君との繋がりに拘るのか…。その繋がりってのが何なのか…?知りたくなってね」 そう言って笑い顔を作るサイ。 「キミ達から見たら、僕も兄さんとの繋がりってのを消せないでいるらしい」 絵本を手離せないのは弟としての自分を捨てる事が出来ないからだとサクラが前回サイに語っていた回想シーンが…。 “つながり”について考えていたサイ。 「ボクにとってそれがそんなに大切なものならキミとサスケ君の繋がりを見れば何かが変わるかも知れない…そう思っただけさ」 サイの言葉に笑うカブト。 「キミ達は本当のサスケ君を知らない」 意味深な言葉を呟くカブトなんですが、それが何なのかは語る事はありませんでした。 この部分って・・・今年の映画の内容に関わるからなんでしょうかね? ヤマト隊長はカブトにサスケの居場所を聞き出そうとするのです。 「今頃は修行を終えて更に置くの部屋に居るだろう」 カブトの話は本当のだとサイは証明するのだが、『奥の部屋』という場所が解らない様です カブトも『奥の部屋』とはどの部屋を指すのか正直解らない様子。 いくつもの部屋が交互にあると言う・・・それならば手当たり次第い捜すというナルトなのだが、カブトは 「下手をすると藪をつついて蛇を出しかねないよ」 と忠告する。そう『奥の部屋』にはサスケだけではなく大蛇丸の居室もあるらしい。 要するに部屋を探すのは良いがハズレが出ちゃうと このシーンでトカゲが忍びながら蜂を喰うシーンがあるのですが、これが擬似している感じで良いですね。 下手をすると…ナルトも大蛇丸の餌という事を言っているのがよく解ります。 カブトの言葉に 「我々は返り討ちにあうと?」とヤマト隊長 「あぁ・・・」 薄笑いを浮かべて答えるカブト。その言葉にナルトは歯向かおうとするのですが、それを止めたヤマト隊長は 「それこそやってみるまで解らないよ」 と答えるんですね。 そして奥の部屋を目指して向うカカシ班。 「やってみるまで解らない・・・か…ホント哀れだねぇ…」 と呟くカブト。 *この“やってみるまで”というクダリが蜂を喰ったトカゲを鷲が餌として捕らえるシーンで表現されてました。こういう表現良いですね。凄く魅せてくれる感じで良かったです。 サスケを捜すために『奥の部屋』を探索するナルト達。二手に別れて捜す事になるのです。再びサイと組むナルト。今度はサイと組む事を了承するナルトなんですね。サイの思いも解ってくれたという事なんでしょうか。 そしてサスケを思い一つ一つの扉を開けて行くナルト達。 ナルトはサスケとの思い出を次から次へと回想します。このシーンは懐かしいシーンばかりです。サクラもまたサスケとの思い出を回想していきます。 なかなかサスケにヒットしない…焦るナルト達。 「サスケ~ッ!!」 思わず叫んでしまうナルトです。その声に反応してなのか・・・赤い目がうっすらと開かれそして再び閉じていくのです。 *このシーンもなかなか見せてくれました。サクラは思わず涙ぐんでいるのが解りましたが・・・ナルトから飛び散る液体は汗なのか?涙だったのか? ・・・とそういう演出に思わず唸らせてくれた様に思います。本当に今回は表現力に魅せられた回でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月06日 23時39分39秒
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