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いまさらやけど、阪神優勝!
今年はなんと、現地甲子園で胴上げを見てきた。 このHPで知り合ったあららさんのご好意で。 持つべきものは友達、いや友達では失礼、あららさんには後光が見えていた ので神様にします。「神様八木」ならぬ、「神様あらら」襲名です。 今年はよく甲子園に行った。 名古屋まで遠征に行き見に行った。 9月7日の天王山。 橘高審判の誤審があり、心臓が痛くなるほどの緊迫した試合。 最後はまさかの中村豊のホームランで決まった。 名古屋までわざわざ行って負け試合を見るわけにはいかぬ、そう思えば 思うほど、一球一球に本当に手に汗を握った。 そして、9月29日の優勝。 思えば二年前、テレビ放送ですら、胴上げを見ることが出来なかった。 (日記2003年09月16日参照と思ったらあまり詳しく書いてなかった) その胴上げが目の前で見れるという、奇跡。 奇跡に対して意外と僕は不器用だった。 胴上げが近づくと、僕の心の中ではどのようにして喜びを表現しようか と妙な胸騒ぎが起こった。それは僕だけでなく周りの客席にも多少感じられた。 紙テープを投げ入れる人達は、どのタイミングでテープを投げ入れるか で喧嘩をしている。試合が終わった直前なのか、胴上げか、甲子園をグルリと外周すると時か。 そんなうちに試合は終り、優勝が決まった。 そろえて投げ込むテープが、結局意見はバラバラで気持ちだけが先走る。 僕は、優勝だ!とメガホンをかち鳴らす!が、後方から飛んできた紙テープが綺麗なカーブを描き、芯を抜いていない紙テープの束が顔面に当たる。盛り上げたテンションもしたたかに下がる。 (優勝したんだから、そんなの痛みも感じないでしょと言うかもしれませんが、これが結構痛い、喜びから瞬間にして、この投げた奴を殺してやろうかと思ったほどだ) とりあえず人の喜びの輪に入る。お祭りに乗遅れてはならぬと。無理やり前方の人に抱きつき、後ろの人とメガホンを叩きあう。どうも優勝を楽しまなければという気持ちが強いようだ。 あららさんは泣いていた。 岡田監督のインタビュー。客席で岡田のヤジが飛ぶ。好きだからこそのヤジだと思うが、汚いことを言う。品の悪い阪神ファンは嫌いだ。 そして選手達がグランドを一周する。 僕は携帯で写真を取る。なかなかうまいこと取れない。 優勝した試合を見たと人に自慢したくてたまらない僕は いい写真が欲しかった。結局選手達を携帯のモニターから見るはめになる。 まわりのファンが選手に声をかける 選手に声をかけなくてはと、あせった僕は、ふと眼に入った選手を呼んだ 「スペンサー!」 なぜ?自分でも判らない。なぜスペンサーなのか。 あわてるにも程があった。 人に聞かれてなくてよかった。 結局僕は阪神の優勝に馴れていなかった。 あれも、これもしようと、手いっぱいでじっくり優勝を味わう余裕など なかった。 でも、優勝した日、そのとき甲子園に居た。 阪神ファンの人うらやましいでしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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