|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は最近読んだ本をご紹介します。
全国500万の「佐藤」姓を皆殺しにせよ!―西暦3000年、国王はある日突然、7日間にわたる大量虐殺を決行した。生き残りを誓う大学生・佐藤翼の眼前で殺されていく父や友。陸上選手の翼は、幼い頃に生き別れた妹を探し出すため死の競走路を疾走する。奇抜な発想とスピーディな展開が若い世代を熱狂させた大ベストセラーの改訂版。 ストーリーは上に書いている感じで国王の苗字は『佐藤』で同じ苗字の人が500万人いてそれを不満に思った国王が昔誰もが遊んだ『鬼ごっこ』で佐藤の苗字を減らすことを思いついて、一週間(毎日一時間)国王の兵隊が佐藤を捕獲して行くお話しです。生き残ったものにはどんな願い事を叶えてくれるそうです。 佐藤さん以外はみんな平然と暮らしているんですが1時間という時間だけ佐藤さんたちは必死で生き抜く為に逃げるんですけど、鬼ごっこの話でこれだけ面白く書ける所もなかなかのもんです。 主人公の心情が読んでいてすっごく伝わってきます。開始するまでの時間・追いかけられるものの恐怖・失っていく悲しさ・一日逃げ切った安堵感。最後には兵隊の心境・佐藤さんたちの想いなどが分かりやすく書かれていました。 下手な本を映画化するぐらいならこれ映画化にしてほしいなって思った作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|