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カテゴリ:映画
1986年。ソウル近郊の農村で、若い女性の変死体が発見された。地元刑事のパクとソウル市警から派遣されたソ刑事は、ただちにこの難事件に挑むものの、なんの手がかりも得られないうちに、新たな犠牲者が出てしまう。性格も捜査方法も異なる2人は、対立し、衝突しあいながらも懸命に捜査を続けていくが、犠牲者の増加は止まるところを知らない。2人は何度も失敗を重ねながらも、ついに有力な容疑者を捕らえるのだが…。
1986年から1991年にかけて、6年間で10人の女性が殺害されるという韓国でも有名な未解決事件を題材に、捜査活動に専念した刑事たちの姿を描くサスペンス・ドラマ。3000人の容疑者が取り調べを受け、延べ180万人の警官が動員されたこの未解決殺人事件を、監督・脚本を担当したポン・ジュノが緻密なストーリー構成と斬新な映像によって、衝撃のエンタテイメント作品に仕上げている。スペシャル映像を収録した特典ディスクつきでリリース。 普通の猟奇殺人?の映画のストーリーでは血とか死体とかで驚かせたりして怖さや残酷さを表現しているのが星の卵の今まで観ていた映画ではほとんどでした。 けど、この『殺人の追憶』ではそういったことに重点を置くよりも、昔ながらのTVでやっていたような捜査 容疑者だと思う者を徹底的に叩いて拷問したりもして無理やりは犯人に仕立て上げようとしたり、事件に行き詰まって、悩みこんだりする刑事の心境について重点を置いてあってすっごく斬新でした。 韓国で猟奇殺人の映画としては『カル』を思い浮かべたりしますけど、全く違った感覚でこの『殺人の追憶』面白かったです。 途中こいつが犯人って顔を出た時、画面に引き込まれていた星の卵は『こいつが犯人?普通の男じゃん!』って思わず言ってしまいました。 最近では科学調査が主流ですけど、こういった泥臭い昔ながらの捜査が返って新鮮に見えました。 途中や最後まだまだ書きたいことがあるんですけど、書くと観る楽しみがなくなるのでこの辺で。 本当におすすめの一本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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